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2007/02/07 Release ダウンロード価格 アルバム \1,500(税込) トラック 各\150(税込)
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*ドキュメンタリー・フィルム公開中 3/14まで
‘あきらめないで。だって 君は愛されているんだから’
―-「ドント・ギヴ・アップ〜愛されている君へ」より
心の重荷をほどいてくれるように、そっと背中を押してくれる応援歌が生まれた。
「この曲は天からの贈り物さ。エネルギーに満ちていて、誰にでもわかるメッセージがある。前のアルバムの“ユー・レイズ・ミー・アップ”のようにね。それもポジティブなメッセージだ。この曲なら、僕の気持ちが伝わると思った」
と語るジョシュ・グローバン。まさに神が与えたハートフルな歌声による心の処方箋となっている。ジョシュの声が心を癒すわけは、音響学上でも解明されている。「ドント・ギヴ・アップ〜愛されている君へ」を、日本音響研究所で分析したところ、ジョシュの声が完璧な“1/Fゆらぎ”を持っていることが判明したそうだ。天性のハート・ウォーミング・ボイスの癒し効果が証明されたわけだ。
日本で社会問題にもなっている“学校でのいじめ”についても、ジョシュは、
「何かに悩んでいる時は、どうしてもそのことが頭から離れず、もうダメだって思いつめてしまう。そんな時こそ外の世界に目を向けて、君のことを理解してくれる人、愛してくれる人が必ずいることに気付いて欲しい」
というメッセージを贈ってくれた。この曲は、そういったかけがえのない曲だ。
ジョシュは1981年ロサンゼルス生まれ。ロサンゼルス・カウンティー・アーツ・スクールで、ミュージカル俳優を目指し演技や歌を本格的に学んでいたところ、ボーカルのコーチが、ジョシュのデモ・テープをデヴィッド・フォスターに送ったことがきっかけで、マイケル・クロフォード(有名ミュージカル俳優)の代役でカリフォルニア州知事就任式で歌うことに。その2週間後には、何と今度はアンドレア・ボチェッリの代役としてグラミー賞のリハーサルでセリーヌ・ディオンとデュエットすることになる。そこで「The Prayer」を歌った彼に周りの皆が驚いた。ジョシュがまだ17歳の時だ。その後、デヴィッド・フォスターの元で、数々のチャリティー・イベントに出演しながら、サラ・ブライトマンの全米ツアー(2000年)にも参加、そして全米に彼の顔と歌声を印象付けた、人気TVドラマ『アリー・myラブ』での「ユー・アー・スティル・ユー」の熱唱となる。
2001年11月に遂にアルバム『ジョシュ・グローバン』でデビュー。クラシカル・クロスオーバー系のアルバムとしては異例ともいえる、全米チャート8位を記録し、現在までに650万枚のセールスをあげている。2002年の、ソルトレイクシティー冬季オリンピックの閉会式でのシャルロット・チャーチとのパフォーマンスや、その他数々のビッグ・イベントへの出演などで全米に感動を与えてきたジョシュは、続く2003年11月リリースの『クローサー』で更なる飛躍を遂げる。多くのアーティストがこぞってカバーすることになる「ユー・レイズ・ミー・アップ」がファースト・シングルとして大ヒットし、発売2ヵ月後に遂にアルバム・チャート全米1位に輝いた。今も驚異的なロング・セラーを続け、全世界で700万枚を超えるセールスとなっている。そして、2006年末、約3年振りとなる待望の3作目『アウェイク』が完成した。
本作は、前述の「ドント・ギヴ・アップ〜愛されている君へ」が既に大ヒットを記録し、ジョシュの最高傑作として誰もが認める、スケールの大きさとポジティブさに満ちたアルバムだ。これまでプロデューサーを務めたデヴィッド・フォスターの元から巣立ち、ジョシュ自身が総合プロデューサーとして、いろいろなことに挑戦し自らを覚醒(Awake)させ、自作曲も5曲収録している意欲作でもある。ジョシュ独特の温もりのあるバラード「フェブラリー・ソング」やボーナス・トラックとして収録された「アウェイク」は、クラシカルな気品を漂わせながら聴き手の涙をさそうだろう。前作に引き続きディープ・フォレストとコラボレートした「マシン」は、ジャズ界の巨匠ハービー・ハンコックも参加しての、ジョシュの新たな一面がうかがえる曲。南アフリカのコーラス・グループ、レディスミス・ブラック・マンバーゾが参加した「ララバイ」「ウィーピング」の2曲は、ジョシュが尊敬するポール・サイモンの試みにも似た、エネルギッシュでスピリチュアルな曲だ。イタリア語で歌われるニーノ・ロータの作品「ロミオとジュリエット〜愛のテーマ」や、「最後の夜」での美しさも特筆すべきもの。
アルバム全体がひとつの物語のように、ジョシュの世界をあますところなく表現している。日本でもより大きな感動を呼び起こすことは間違いない。
(Text/遠藤哲夫)