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洋楽TOP > アーティストインデックス > アーティスト特集 > ジミ・ヘンドリックス
Jimi Hendrix  ジミ・ヘンドリックス 混沌から宇宙をみすえた真の革新者 完全燃焼するロック!これが伝説のジミ・ヘンドリックス!! リーバイスCMの衝撃映像で話題沸騰!!スタジオ・アルバムライブ・編集アルバム同時代ギタリスト
「時代を超越して訴えかけるなにか」を備えた天才ギタリスト。
 オリンピックのスコアが毎回上昇していくことからもわかるように、年月を重ねるごとに進化していくのが人間の技量だ。たとえばギターにしても同じで、「いかに速く弾くか」という観点から捉えればこの数十年でテクニックは格段の進歩を遂げたといっていい。
 ジャズ・ギタリストのアル・ディメオラからご存じMr. Bigのポール・ギルバート、果ては多くのスラッシュ・メタル勢に至るまで、多くのリスナーが「いや、こいつこそ最速だ!」みたいな基準を持っているのではないだろうか。
 速さから得られる快感は間違いなく存在するので、それを否定する気はない。しかし一方で、テクニックを超えた「なにか」が重要であることも事実で、それを知っておくと音楽を聴くという行為はもっと楽しく深いものになる。
 たとえば、何千回プレーヤーに乗せても聴くたびにそんなことを実感させるのが、ジミ・ヘンドリックスのギターだ。
 時代の変化とともに彼が超絶テクニックの持ち主として語られる機会は少なくなりつつあるが、それは単に時代の変化とともに「テクニック記録」のようなスコアが塗り替えられたにすぎない。
 彼の才能自体はそんなことで風化するようなものではないし、小手先のテクニックを超越した「なにか」があるからこそいまでも相変わらず圧倒的なのである。
 では、「なにか」とはなんなのだろう。彼のギターに関していえば、それは「うねり」なのではないかと個人的には解釈している。試しに「Purple Haze」や「Hey Joe」、「Voodoo Chile」などの代表曲を聴いてみるといい。ジミヘン・マニアならずとも、初めて彼の名を聞く人であっても、そこにあらがえない力の壁のようなものを感じるだろう。つまりはそれこそが、ジミ・ヘンドリックスにしか表現できなかった「うねり」だ。それはロックであり、ファンクであり、自己主張であり、ひいてはジミ・ヘンドリックス そのものなのだ。
『Are You Experienced』『Electric Ladyland』『Band Of Gypsys』
 1942年、ワシントン州シアトル生まれ。軍隊経験を経てバック・ギタリスト活動を開始し、1966年に移住したロンドンでジミ・ヘンドリックス・エクスペリエンスを結成した。
 '69年まで続いたこのバンドの代表作として、一度は耳にしておきたいのが'67年作『Are You Experienced』だ。有名曲「Foxey Lady」で幕を開けるこのアルバムの時点で、表現者としての彼の才能が確立されていたことがわかるだろう。
 別のいい方をすればこの時点で、彼をジャンル分けすることは不可能だったともいえる。
 また同じ理由から'68年の『Electric Ladyland』、同バンド解散後のライヴ・アルバム『Band Of Gypsys』もぜひ聴くべきアルバムだと主張したい。しかもこの機会に、ジミヘンを知らない世代にぜひ体験してみてほしいと心から思う。
 「これ聴かなきゃダメだべ」みたいにオヤジくさいことをいいたいわけではないのだ。そうではなく、それでも声高に主張したいのは、ここに現在の音楽に失われたものの実態が明確に表れているからだ。それは言葉ではないし、音そのものでもないかもしれず、なにか精神的なものである可能性も高いのだが。
 つまり、1970年に若くして世を去った左利きのギタリストは、いまなお饒舌に語りかけるのである。だから、リーバイスのCMに少しでも関心を持ったとしたら、そのときが聴くべきときだ。
追記:もちろん楽曲単位でもインパクトは絶大だが、できればアルバムを通して聴いてみてほしい。おそらくそうすれば、さらに奥深く彼の生きざまを確認できるだろうから。
(text:Steve Johnston a.k.a.Propmaster Sweet)
Linksユニバーサルインターナショナル(ジミ・ヘンドリックス)アーティスト詳細ページ
スタジオ・アルバム
『Are You Experienced』 1967 Release『Axis: Bold As Love』 1967 Release
'66年にアニマルズのチャス・チャンドラーに見出されて渡英したジミは、ノエル・レディング、ミッチ・ミッチェルとエクスペリエンスを結成。66年12月に「ヘイ・ジョー」でデビューを飾る。黒人音楽(ブルース)をベースにしながらも、ハードかつサイケデリックなギター・ワークで革新的なサウンドを作りあげた。97年のリマスター盤で3枚のシングル(他に「紫のけむり」「風の中のマリー」)が追加収録された。
この2作目もロンドン録音。ジャケットに見られるように、ヒッピー/サイケデリック文化の影響からアルバム全体がトータル性を帯び、エフェクトを多用してのドラッギーな世界を構築している。内面世界をトリップするような印象もあるが、独自のメランコリアが結晶した「Little Wing」は、エリック・クラプトン(デレク&ザ・ドミノス)にもカバーされた名曲。「One Rainy Wish」も叙情的で美しい。
『Electric Ladyland』 1968 Release『First Rays Of The New Rising Sun』 1977 Release
ニューヨークのレコード・プラントで録音された2枚組の大作。スティーヴ・ウィンウッドやアル・クーパーなどのゲスト・ミュージシャンとの共演も含み、新たな可能性を追求している。自らのアイデンティティを確認するような黒人音楽への傾斜も聴かれ、「Have You Ever Been」などは後のプリンス風でもある。ブルース・ジャムの「Voodoo Chile」やディラン・カバーの「All Along The Watchtower」も迫力十分。
70年9月18日にジミが亡くなってしまったことで、未完成のままになっていたレコーディングを、未発表曲としてリリースしたのが当時の『クライ・オブ・ラヴ』だった。本作は、生前のジミが構想していた幻のラスト・アルバムと言えるもので、ジミのエンジニアだったエディ・クレイマーが本来のあるべき姿として『クライ・オブ・ラヴ』をリマスター/再構成したもので97年に初登場。ファンクへの接近が感じ取れて興味深い。
ライブ・アルバム
『BBC Sessions』 1998 Release 『Live At Woodstock』 1999 Release 『Band Of Gypsys』 1970 Release
66年末のイギリス・デビューで評判になっていたジミが、67年2月、3月、10月、12月に渡ってBBCのラジオ番組に出演した際の音源を完全収録したもの。それぞれ1作目、2作目のアルバム完成前の演奏が聴ける。
67年の“モンタレー・ポップ・フェスティヴァル”と並び、歴史的なイベントである69年の『ウッドストック』でのパファーマンスを収めたもの。6人編成のバンドで17曲演奏したうちの15曲を収録。
エクスペリエンスを解散させて、新たにビリー・コックスとバディ・マイルスによる“バンド・オブ・ジプシーズ”を結成。本作は69/12/31、70/1/1に行われたフィルモア・イースト公演の2日目を収録したもので密度の高いプレイが聴ける。
『Live At The Fillmore East』 1999 Release 『Blue Wild Angel: Jimi Hendrix Live At The Isle Of Wight』 2002 Release 『Live At Berkeley』 2003 Release
『Band Of Gypsys』は、契約上69年末までにアルバムをもう1枚出す必要があり、スタジオでの制作が進まなかったのでライブ盤を納品したという背景があるのだが、そのフィルモア・イースト公演のほぼ全容がつかめる。
バンド・オブ・ジプシーズとしては、スタジオ録音のアルバムを残せないまま、ジミは再度ミッチ・ミッチェルを迎えエクスペリエンス(ベースはビリー・コックス)での活動を開始する。死の3週間前、70/8/30の“ワイト島フェスティバル”の模様。
70/5/30のカリフォルニア州バークレイでのライブ。既にビデオ『バークレイ・コンサート』でお馴染みであるが、1日2ステージの音源はいろいろなアルバムに散らばっていたので、これでまとめて聴くことができる。
編集アルバム
『The Jimi Hendrix Experience: Smash Hits』 1969 Release 『Experience Hendrix: The Best Of Jimi Hendrix』 1997 Release 『Blues』 1998 Release 『South Saturn Delta』 1997 Release
アルバム未収録だった最初の3枚のシングルが聴けたことで重宝なベストだったが、今は『エクスペリエンス』に追加収録されたので存在価値は薄い?
リマスター音源を使った2枚組ベスト盤。代表曲はほぼ網羅しているので、入門用には最適ではある。ただライブでの魅力を知るためにはDVDも必要。
ニューヨークのレコード・プラントで録音された中で、アルバート・キングやマディ・ウォータースのブルース・カバーを中心に収録した編集盤。
97年より遺族が中心になり未発表音源の発掘や、リマスター作業が進められてきたが、その最初の編集盤としてリリースされたもの。貴重な音源を満載。
同時代ギタリストおすすめ(UK編)
Cream 『The Very Best Of Cream』 1995 ReleaseTen Years After 『Essential Ten Years After』 1991 Release
エリック・クラプトン、ジャック・ブルース、ジンジャー・ベイカーによるスーパー・グループ。ハードでサイケデリックなサウンドは、ブルース・ナンバーをやりつつもヘヴィ・ロックと化す。メンバー同士の壮絶な即興演奏を収めた『クリームの素晴らしき世界』のライブも聴いてほしいが、この4枚のアルバムからセレクトされたベスト盤は、手っ取り早くクリームの全貌を知るのは最適。
アルヴィン・リーの早弾きギターがトレード・マークのように言われ続けて、もう40年くらいたつ。“ウッドストック”に出演した時の熱狂的なブルース/ブギ・ナンバーの「I'm Going Home」が伝説となっているが、「Woodchoppers Ball 」や「Me And My Baby」で聴けるジャジーなプレイも魅力のひとつ。ブルース・ナンバー「I Woke Up This Morning」「Good Mornign Little Schoolgirl」での気合の入り具合は凄い。
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Taste 『Live Taste』 1971 Release Free 『The Universal Masters Collection』 2001 Release
情念のギタリスト、ロリー・ギャラガーがソロ名義で活動する前に結成していたのが、テイスト。クリームと同じロック・トリオで、荒削りながらひたむきにギターを弾く姿には涙が出そうになる。71年にソロになってからは数多くの名盤を残しているロリーだが、本作でプレイしている「Sugar Mama」「I Feel So Good」「Catfish 」は『ワイト島のテイスト』でもプレイ。できれば両方揃えたい。
ポール・ロジャースがクイーンに参加して、往年のファンはさぞビックリしたことと思うが、ライブでフリー時代の名曲「All Right Now」やバッド・カンパニーの「Can't Get Enough」を強引にプレイするあたり、さすがに英国を代表するボーカリスト。フリーは、そのポールのソウルフルなボーカルと、ポール・コゾフのむせび泣くようなギターが何と言っても魅力。最初の2枚のアルバムはコゾフのギターを味わうには最高。
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ジミヘンコードってやつは・・・ from: 笑止千万
  学生時代、友人が何気なく弾いていたリフがかっこよくて 「それどうやって弾くの?」って聞いたところ、 「これはね・・」と解説してくれた...
  トラックバック時刻:2008年09月16日 15時29分



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