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洋楽TOP > アーティストインデックス > アーティスト特集 > ジェイムス・テイラー

Featured Artist : James Taylor ジェイムス・テイラー

「きみの友だち」「ファイア・アンド・レイン」に感涙!

シンガー・ソングライターの元祖!40年にも及ぶキャリアを総括するライブ盤『ワン・マン・バンド』!!

Track List

Album『ワン・マン・バンド』

2007/12/05 Release

ダウンロード価格
アルバム ¥1,500(税込)
トラック 各¥150(税込)

[ジャケット画像]

01.
Something In The Way She Moves試聴彼女の言葉のやさしい響き
02.
Never Die Young試聴ネヴァー・ダイ・ヤング
03.
Frozen Man試聴フローズン・マン
04.
Mean Old Man試聴ミーン・オールド・マン
05.
School Song試聴スクール・ソング
06.
Country Road試聴カントリー・ロード
07.
Slap Leather試聴スラップ・リーザー
08.
My Traveling Star試聴マイ・トラヴェリング・スター
09.
You've Got A Friend試聴きみの友だち
10.
Steamroller Blues試聴スチームローラー・ブルース
11.
Secret O' Life試聴人生の秘密
12.
Line 'Em Up試聴ライン・エム・アップ
13.
Chili Dog試聴チリ・ドッグ
14.
Shower the People試聴愛の恵みを
15.
Sweet Baby James試聴スウィート・ベイビー・ジェイムス
16.
Carolina In My Mind試聴思い出のキャロライナ
17.
Fire and Rain試聴ファイア・アンド・レイン
18.
Copperline試聴コッパーライン
19.
You Can Close Your Eyes試聴目を閉じてごらん
 

Links

 

 2枚のクリスマス・アルハムを除けば2002年の『October Road』以来、つまり5年ぶりにジェイムス・テイラーの新作が届けられた。「ヒア・ミュージック」レーベル移籍第一弾作品だ。ちなみにこれは、スターバックス・エンタテインメントが運営しているレーベル。これまでにポール・マッカートニージョニ・ミッチェルと契約を結んでいるが、次いでジェイムス・テイラーを出してくるとは、さすがにセンスがいいですね。

 で、気になる内容はといえば、2007年7月19日から21日にかけてマサチューセッツ州ピッツフィールドのコロニアル・シアターで開催されたステージを収録したライブ・アルバムである。タイトルどおり、キーボーディストのラリー・ゴールディングスとのふたりだけでおなじみの楽曲を淡々と紡いでいくという構成だ。派手なことをするわけではなく、あくまで自分らしく無理のない表現に終始する姿勢、いかにも彼らしい。

 しかも選曲がいい。ひとつの時代に偏らず、全キャリアのなかからバランスのよいチョイスがなされているのだ。

 まずはアップルから1968年にリリースされたファースト・アルバム『James taylor』収録曲「彼女の言葉のやさしい響き(Something In The Way She Moves)」で幕を開け、一気に20年飛んで1988年作の表題曲「ネヴァー・ダイ・ヤング」へ。次いで 1991年の『New Moon Shine』から「フローズン・マン」、『October Road』から「ミーン・オールド・マン」が披露される。もちろんシンプルなセットで淡々と進行していくわけだから、聴いていても疲れをまったく感じさせない。

 で、ここで「バンドを紹介します」というジョークとともに名を呼ばれたラリー・ゴールディングスによるピアノ・インタールード「スクール・ソング」がはいり、『Sweet Baby James』中の「カントリー・ロード」、ふたたび『New Moon Shine』からドラム・マシーンを加えて演奏される「スラップ・リーザー」、『October Road』から「マイ・トラヴェリング・スター」と続いていく。

 JTの音楽を聴いてきた人ならもう、ここまででもう大満足って感じでしょ? しかし引き続き名曲「きみの友だち」が出てきたかと思えば、『Sweet Baby James』の「Steamroller」をブルージーにアレンジした「スチームローラー・ブルース」、大ヒット・アルバム『JT』に収録されていた「人生の秘密(Secret O'Life)」、1997年作『Hourglass』のオープニング・トラック「ライン・エム・アップ」と、各時代の懐かしさをごちゃまぜにしたようなうれしい展開が繰り広げられていくのだ。

 個人的には、1972年作『One Man Dog』にはいってた「チリ・ドッグ」『In The Pocket』収録曲「愛の恵みを(Shower The People)」、『Sweet Baby James』のタイトル・トラック、再度『James Taylor』中の「思い出のキャロライナ(Carolina In My Mind)」、『Sweet Baby James』から生まれた大ヒット「ファイア・アンド・レイン」、『New Moon Shine』冒頭の「コッパーライン」、そして『Mad Slide Slim And The Blue Horizon』収録の「目を閉じてごらん(You Can Close Your Eyes)」と続くラストの流れが好きだなあ。懐かしいメロディが次々と紡ぎ出されていくのだから、もう癒されまくりなわけです。

 クサい表現だけど、いい音楽は時代の流れや流行に左右されないんだなということを改めて実感した。つまり、(ここではつい、30代以降の人に共感してもらえそうなことばかり書いてしまったけれど)おそらく世代を超えて訴えかける作品だと思う。

 シンプルで無理がないからこそ、感動を共有できるわけですね。

(Text/印南敦史)

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Selected Discography

 

 [ジャケット画像]

Album
『Sweet Baby James』

1970 Release

ダウンロード価格
アルバム ¥1,000(税込)
トラック 各¥150(税込)

黄金期であるワーナー移籍後初めての作品となる、1970年リリースのセカンド・アルバム。繊細なボーカルとアコースティック・ギターのコンビネーションはすでに完成の域に達しており、フォークとカントリーを主軸にした音楽性から彼の原点を確認することができる。映画『旅立ちの時』にも使用された「ファイアー・アンド・レイン」は必聴。

おすすめトラック

Fire And Rain 試聴
Sweet Baby James 試聴
Country Road 試聴

 [ジャケット画像]

Album
『Mud Slide Slim』

1971 Release

ダウンロード価格
アルバム ¥1,200(税込)
トラック 各¥150(税込)

キャロル・キング作曲による超名曲「You've Got A Friend」(コーラスにはジョニ・ミッチェルも参加)を生んだ1971年の3作目。ゆったりとしたボーカルのみならず、フォーク、カントリー、ソウルのエッセンスを感じさせる豊かな音楽性もすばらしく、完成度が際立った最高傑作。時代に流されることなく、いつまでも聴き続けることができる。

おすすめトラック

You've Got A Friend 試聴
Long Ago And Far Away 試聴
You Can Close Your Eyes 試聴
 
 

 [ジャケット画像]

Album
『One Man Dog』

1972 Release

ダウンロード価格
アルバム ¥1,800(税込)
トラック 各¥150(税込)

ダニー・クーチ、ラス・カンケルら名うてのミュージシャンによるユニット、ザ・セクションがバッキングを担当。多彩なゲストとともに、アットホームなムードを維持しつつもファンキーで心地よい世界を作り上げた1972年作作品。メロウでアコースティックな表現に彼らしさが表れたシングル「Don't Let Me Be Lonely Tonight」が大ヒットした。

おすすめトラック

Don't Let Me Be Lonely Tonight 試聴
Nobody But You 試聴
One Man Parade 試聴

 [ジャケット画像]

Album
『Walking Man』

1974 Release

ダウンロード価格
アルバム ¥1,500(税込)
トラック 各¥150(税込)

プロデュースをデヴィッド・スピノザに委ね、ブレッカー・ブラザーズ、ラルフ・マクドナルドからポール&リンダ・マッカートニーまで幅広いゲスト陣との共同作業によって、さらに一歩先へと進んだ1974年作。都会的で洗練されたサウンドが柔らかなボーカルと無理なく調和し、ゆったりとリラックスしたムードを生み出している。次作『ゴリラ』の序章的作品。

おすすめトラック

Let It All Fall Down 試聴
Walking Man 試聴
Me And My Guitar 試聴
 
 

 [ジャケット画像]

Album
『Gorilla』

1975 Release

ダウンロード価格
アルバム ¥1,500(税込)
トラック 各¥150(税込)

拠点をニューヨークからロサンジェルスへと戻し、レニー・ワロンカーとラス・タイトルマンのプロデュースを受けながら肩の力を抜いてつくられた1975年発表の6作目。暖かく、そしてカラッと突き抜けたサウンドが魅力。カーリー・サイモンとデュエットしたマーヴィン・ゲイのカバー「How Sweet It Is(To Be Loved By You)」が大ヒットした。

おすすめトラック

How Sweet It Is 試聴
Wandering 試聴
I Was A Fool To Care 試聴

 [ジャケット画像]

Album
『In The Pocket』

1976 Release

ダウンロード価格
アルバム ¥1,500(税込)
トラック 各¥150(税込)

プロデュースにふたたびレニー・ワロンカーとラス・タイトルマンを迎え、『ゴリラ』で確立した世界観を押し進めた1976年作品。「Don't Be Sad 'Cause Your Sun Is Down」に参加して話題を呼んだスティーヴィー・ワンダーを筆頭に、アート・ガーファンクル、カーリー・サイモン、ボニー・レイットまで豪華なゲスト陣とのコンビネーションも絶妙だ。

おすすめトラック

Woman's Gotta Have It 試聴
Captain Jim's Drunken Dream 試聴
Daddy's All Gone 試聴
 
 

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シンガー・ソングライターおすすめ Text/遠藤哲夫

 

 [ジャケット画像]

Neil Young
『Chrome Dreams II』

2007 Release

ダウンロード価格
アルバム ¥1,500(税込)
トラック 各¥150(税込)

76年に制作されながらお蔵入りとなった『Chrome Dreams』の続編とでもいうべきニール・ヤングの新作。『Comes A Time』の頃を彷彿とさせるアコースティックな曲もあるが、18分に及ぶ「オーディナリー・ピープル」での引き攣るようなエレクトリック・ギターをはじめ、激しさと優しさが渾然一体となって異様なエネルギーを無限放射している力作。

おすすめトラック

オーディナリー・ピープル 試聴
ビューティフル・ブルーバード 試聴

 [ジャケット画像]

Peter Cincotti
『East Of Angel Town』

2007 Release

ダウンロード価格
アルバム ¥1,500(税込)
トラック 各¥150(税込)

哀愁の旋律を奏でるピアノマン、ピーター・シンコッティの全オリジナル曲による新作。ジャズ・シンガーのイメージを抜け出し、デヴィッド・フォスターのプロデュースで見事な美メロ・ポップスに。「ディセンバー・ボーイズ」や「シンデレラ・ビューティフル」のドラマティックな展開は勿論、アップ・テンポでのスタイリッシュな演奏も聴きどころ。

おすすめトラック

グッバイ・フィラデルフィア 試聴
ディセンバー・ボーイズ 試聴
 
 

 [ジャケット画像]

Joni Mitchell
『Shine』

2007 Release

ダウンロード価格
アルバム ¥1,500(税込)
トラック 各¥150(税込)

2002年の『トラヴェローグ』以来、一時は引退を宣言していたジョニの5年ぶりとなる新作。ジョニが芸術監督を務めたバレエ『ザ・フィドル・アンド・ザ・ドラム』用に書き下ろした「If I Had A Heart」や「If」も収録しているが、戦争や環境破壊に向けたシリアスな曲や、荘厳さすら感じさせる深遠なサウンドは、まさにジョニの独壇場といえる。

おすすめトラック

This Place 試聴
Big Yellow Taxi (2007) 試聴

 [ジャケット画像]

Suzanne Vega
『Beauty & Crime』

2007 Release

ダウンロード価格
アルバム ¥1,500(税込)
トラック 各¥150(税込)

85年に『街角の詩』でデビュー。プロデューサーのミッチェル・フルームと組んでのアバンギャルドな時期もあったが、再びセンシティヴな作風に戻ったスザンヌ・ヴェガ。オリジナル作品としては2001年の『Songs in Red and Gray』以来となる本作は、ブルーノートに移籍し、NYを舞台にした短編小説のような作品がクラシカル・モダンな感覚で並ぶ傑作。

おすすめトラック

Ludlow Street 試聴
New York Is A Woman 試聴
 
 

 [ジャケット画像]

Amos Lee
『Live At KCRW EP』

2007 Release

フィラデルフィア出身のフォーキー・ソウル、エイモス・リー。男版ノラ・ジョーンズとも言われているが、ビル・ウィザースやジェイムス・テイラーにも近い感じが・・・。本作は『サプライ・アンド・ディマンド』のアンプラグド的ライブで、さりげない骨太さが魅力。

おすすめトラック

Shout Out Loud 試聴
Sympathize 試聴

 [ジャケット画像]

Richard Julian
『Slow New York』

2006 Release

ノラ・ジョーンズと共にリトル・ウィリーズでも活躍するシンガー・ソングライター。しゃがれ声でレイド・バックした歌いっぷりは、リトル・ウィリーズ同様に都会の中の田舎を感じさせる泥臭さがある。ゆったりした中に内省的な渋みを醸しだすスローの味わいは格別。

おすすめトラック

Slow New York 試聴
Don't Wait Up 試聴

 [ジャケット画像]

Eric Andersen
『Blue Rain (Live)』

2007 Release

プロテスト・ソングが全盛だった60年代フォーク・ブームの中にあって、個人的なラブ・ソングにこだわり続けた愛と放浪の詩人。72年の『ブルー・リヴァー』は語り継がれる名盤。当時の繊細さの代わりに男臭さが加わり、いぶし銀のごときボーカルが胸を打つライブ。

おすすめトラック

Blue River 試聴
Trouble in Paris 試聴
 
 

 [ジャケット画像]

Jackson Browne
『Late For The Sky』

1974 Release

青臭いと言われようが、このアルバムと共に、悩める青春を一緒に歩んできたという思いがある。恋愛の終わりを朝があけていく様に重ね合わせた「Late For The Sky」に涙した人は多いはずだ。ジャクソンの歌に寄り添うデヴィッド・リンドレーのスライド・ギターが染みる。

おすすめトラック

Late For The Sky 試聴
Farther On 試聴

 [ジャケット画像]

Randy Newman
『Sail Away』

1972 Release

映画音楽家としても名を成すランディ・ニューマンの4作目のアルバム。シニカルで毒を含んだ歌詞と、荘厳なバラードにも、孤独を滲ませたつぶやきにもなる、その作曲能力は天才的である。黒人奴隷をのせて新大陸への航海を歌った「Sail Away」は多くのカバーを生んだ。

おすすめトラック

Sail Away 試聴
Dayton, Ohio-1903 試聴

 [ジャケット画像]

Jimmy Webb
『El Mirage』

1977 Release

グレン・キャンベルやリチャード・ハリス、フィフス・ディメンションなどにヒット曲を提供してきた職人作曲家ジミー・ウェッブ。バート・バカラックと並ぶ巨匠であり、自身も味わい深いボーカルで名作アルバムを残す。本作はソロ5作目で、洗練さと素朴さが実にいいバランス。

おすすめトラック

The Highwayman 試聴
The Moon's A Harsh Mistress 試聴
 
 

 [ジャケット画像]

Kelly Sweet
『We Are One』

2007 Release

そのピュアで透明感のある歌声で注目を集める弱冠19歳のシンガー、ケリー・スウィート。クラシカル/ヒーリングな曲も取り上げているのが特徴で、ノラ・ジョーンズとサラ・ブライトマンのテイストを併せ持つ。クリスマス・アルバム『スウィート&ホーリー・ギフト』も必聴。

おすすめトラック

ウィー・アー・ワン 試聴
レディー・フォー・ラブ 試聴

 [ジャケット画像]

Lucinda Williams
『West』

2007 Release

79年にブルース・カバー中心のアルバムでデビュー。その後、98年の『Car Wheels On A Gravel Road』で南部テイストを生かした独自の“やさぐれ感”を定着させる。まぎれもなく現在のアメリカ最高のソングライターであり、ハル・ウィルナー・プロデュースの本作でさらに爛熟。

おすすめトラック

Learning How To Live 試聴
Come On 試聴

 [ジャケット画像]