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Featured Artist : Hayley Westenra ヘイリー

ピュアボイスの果てしない広がり!

ヘイリーによる日本のポップス・カバー集!

『ヘイリーwith チェンバー・アンサンブル Pure Voice Concert 2008』として、全国9ヶ所10公演を終えたばかり(最終公演は6月22日)のヘイリー。“世界にひとつのピュア・ボイス”で日本のファンを魅了したことはいうまでもないが、今回のツアーは、日本のポップスをカバーした日本独自企画盤『純〜21歳の出会い』が6月4日にリリースされたことを受けて、コンサートのプログラムでも新作からの曲が多く披露された。

ピアノとギターとストリングスのカルテットという最高の編成でのパフォーマンス。サントリー・ホールでのステージでは、本番開始前に、舞台裏で発声練習するヘイリーの声がもれて聴こえてくるなど貴重な瞬間も体験できたが、ニュージーランドのマオリ族伝承歌「ポカレカレ・アナ」で始まり、「アヴェ・マリア」「アメイジング・グレイス」などのクラシカルな曲から、「スカボロー・フェア」「ダニー・ボーイ」といったイギリス/アイルランド民謡、多くのクラシカル・クロスオーバー系のアーティストが取り上げている「プレイヤー〜祈り〜」、ヘイリーがとても好きだというジョニ・ミッチェルの「青春の光と影」などの曲と共に、日本のポップス・カバーがオリジナルとはまた違った美しさをもって歌われた。東京オペラシティの公演では、本田美奈子.が歌っている映像をステージで流しながら、デュエットでの「アメイジング・グレイス」を披露したことが話題となった。

[写真]

さて、今回の新作『純〜21歳の出会い』は、今年で21歳を迎えたヘイリーが、昨年「涙そうそう」の英訳版を歌って以来、「叙情的なメロディにとても共感を覚える」「日本のポップスは私の声に合う」と興味を募らせていた日本の曲との“純”な出会いを、一枚のアルバムに込めた、日本のファンへのヘイリーからの贈り物である。

「ハナミズキ」「雪の華」「I Believe」「千の風になって」といった近年の大ヒット曲から、ハワイからやってきた女性フォーク・デュオ、ベッツィ&クリスが1969年に放った「白い色は恋人の色」、赤い鳥が歌ったフォークの名曲「翼をください」、荒井由実作でハイ・ファイ・セットでもヒットした「卒業写真」、中島みゆきの「時代」、喜納昌吉の代表曲でもあり、多くのカバーを生んでいる「花」といった、時代を超えて親しまれている名曲が選ばれている。

候補にあがった約30曲のなかから、11曲に絞り込むのは大変だったという。メロディが自分に訴えてくるかどうか、自分の声に合っているかを一番に考えたそうだが、それと同じくらい歌詞にこだわったという。自分が共感できるか、原曲の意味を損なうことのないように英語に翻訳するなど、曲に対する愛情が滲みでている。これらの英語詞の歌を聴きながら、頭の中では自然と日本語で歌ってたりして、不思議な感覚を味わえる。ヘイリーは、日本の歌の繊細な美しさを改めて教えてくれているようだ。

ヘイリーは、クラシカル・クロスオーバー界の“癒しの歌姫”として注目されているが、『純〜21歳の出会い』では、クラシカルな曲を歌う時とはまた違った“可憐な美しさ”をたたえていることに気付く。「アメイジング・グレイス」にしても、最初のバージョンに比べ、より女性らしい包容力に溢れている。“癒し”を超えた、もっと深いものがヘイリーの中に生まれてきていると感じた。

(Text/遠藤哲夫)

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Selected Discography

 

[ジャケット画像]

Album
『プレイヤー〜祈りのピュア・ヴォイス』

2007 Release

ダウンロード価格
トラック 各¥150(税込)

TV-CMで使われた「プレイヤー〜祈り〜」や「サマー・レイン」、映画の主題歌や挿入歌などのタイアップ曲を中心にした編集盤。「アイム・キッシング・ユー」「リッスン・トゥ・ザ・ウインド」「ヒア・ビサイド・ミー」など7曲がアルバム初収録となる。「庭の千草」は日本でも有名なアイルランド民謡。

おすすめトラック

リッスン・トゥ・ザ・ウインド(映画『ニュー・ワールド』から) 試聴
アイム・キッシング・ユー(映画『ロミオとジュリエット』から) 試聴
庭の千草 試聴

[ジャケット画像]

Album
『Treasure〜私の宝物』

2007 Release

ダウンロード価格
アルバム ¥1,500(税込)
トラック 各¥150(税込)

世界デビュー後、3作目となるオリジナル・アルバム。有名なオペラ歌曲なども収録されているが、ヘイリーのバックグラウンドを物語るアイルランド民謡の「ダニー・ボーイ」やマオリ族伝承歌「エ・パリ・ラ」、今回のツアーのアンコールでピアノ弾き語りで歌った「ソニー」などが深い印象を残す。

おすすめトラック

涙そうそう(英語ver.) 試聴
ソニー 試聴
ダニー・ボーイ(アイルランド民謡) 試聴
 
 

[ジャケット画像]

Album
『アメイジング・グレイス〜ベスト・オブ・ヘイリー』

2007 Release

ダウンロード価格
トラック 各¥150(税込)

ヘイリー初のベスト盤ということで、「アメイジング・グレイス」や「モーツァルトの子守歌」をはじめとするクラシカルな楽曲を中心に、アンドレア・ボチェッリとのデュオなども収録。ヘイリーの軽やかでどこまでも澄んだ声は、ケルティック系の「メイ・イット・ビー」や「ザ・ウォーター・イズ・ワイド」などがよく似合う。

おすすめトラック

モーツァルトの子守歌(映画『ローレライ』主題歌) 試聴
タイム・トゥ・セイ・グッバイ 試聴
ザ・ウォーター・イズ・ワイド 試聴

[ジャケット画像]

Album
『Hayley Westenra』

2007 Release

ダウンロード価格
アルバム ¥1,500(税込)
トラック 各¥150(税込)

1st『ピュア』と2nd『オデッセイ』からのクラシカル系楽曲に、新曲7曲を加えた変則的なベスト盤が『クリスタル 〜 クラシカル・フェイヴァリッツ』なのだが、配信用では選曲が異なり新曲の収録はない。世界へと羽ばたいたヘイリーの初期の代表曲がまんべくなく聴けるので入門用には最適。

おすすめトラック

アメイジング・グレイス 試聴
メイ・イット・ビー(映画『ロード・オブ・ザ・リング』から 試聴
ベネディクトゥス 試聴
 
 

[ジャケット画像]

Album
『Odyssey』

2007 Release

ダウンロード価格
アルバム ¥1,500(税込)
トラック 各¥150(税込)

前作『ピュア』とくらべるとちょっと大人びてきたヘイリー(でも、まだ18歳)。カッチーニの「アヴェ・マリア」や、「クアンタ・クアリア」などでの荘厳な雰囲気と、「ネヴァー・ソウ・ブルー」「ホワット・ユー・ネヴァー・ノウ」などのポピュラー・タッチの曲をつなぐピュア・ボイスの進化に注目。

おすすめトラック

プレイヤー 〜祈り〜 試聴
アヴェ・マリア(カッチーニ) 試聴
青春の光と影 試聴

[ジャケット画像]

Album
『ピュア』 (HD 16bit/44.1kHz)

2003 Release

ダウンロード価格
アルバム ¥1,500(税込)
トラック 各¥150(税込)

ニュージーランドで2枚のアルバムを出して注目されたヘイリーの、ワールド・ワイドでのデビュー作。ビートルズを手掛けたジョージ・マーティンの息子であるジャイルス・マーティンがプロデュースを担当。クラシックからニュージーランドの先住民マオリ族の歌、ケイト・ブッシュの「嵐が丘」まで幅広い選曲が楽しめる。

おすすめトラック

ポカレカレ・アナ(マオリ族の伝承歌) 試聴
ネヴァー・セイ・グッバイ(ラヴェル:亡き王女のためのパヴァヌからの編曲) 試聴
リヴァー・オブ・ドリームス(ヴィヴァルディ:四季〜冬からの編曲) 試聴
 
 

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クラシカル・クロスオーバーおすすめ

 

[ジャケット画像]

アンドレア・ボチェッリ
『The Best of Andrea Bocelli - 'Vivere'』

2008 Release

ダウンロード価格
アルバム ¥1,500(税込)
トラック 各¥150(税込)

全世界で6000万枚以上のアルバム・セールスを誇るボチェッリのベスト盤。サラ・ブライトマンとの「タイム・トゥ・セイ・グッバイ」は勿論だが、セリーヌ・ディオン、夏川りみ、ヘイリーとのデュエットも収録。新録音曲であるラウラ・パウジーニとの「生きる」も必聴。

おすすめトラック

誰も本当の愛を知らない duet with ヘイリー 試聴
生きる duet with ラウラ・パウジーニ 試聴

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ポール・ポッツ
『One Chance』

2007 Release

英人気オーディション番組の初代チャンピオン。携帯電話のセールスマンからオペラ界のスターとなったことで、世界中でセンセーションを巻き起こしている。イル・ディーヴォのプロデューサーを起用してのデビュー・アルバムは、どこか素朴で親しみやすい味わいがある。

おすすめトラック

誰も寝てはならぬ
カルーソー
 
 

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キャサリン・ジェンキンス
『Rejoice』

2008 Release

ダウンロード価格
アルバム ¥1,500(税込)
トラック 各¥150(税込)

グラマラスな“癒しの歌姫”、キャサリンの新作(オリジナル作としては5作目)。そのシルキー・ボイスを最大に生かす美しい作品が並ぶ。テイク・ザットのゲイリー・バーロウが書き下ろした「シャウト・イン・サイレンス」や、シールやシャーリー・バッシーのカバーも収録。

おすすめトラック

リジョイス 試聴
シャウト・イン・サイレンス 試聴

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ラッセル・ワトソン
『Outside In』

2008 Release

ダウンロード価格
アルバム ¥1,500(税込)
トラック 各¥150(税込)

UKが生んだ天性のゴールデン・ボイス、ラッセル・ワトソン。シナトラやトニー・ベネットなどの往年の名曲カバーを中心とした『ザッツ・ライフ』に続く新作。パヴァロッティに捧げた「誰も寝てはならぬ」をはじめ、ヘイリーとのデュエット「タイム・トゥ・セイ・グッバイ」も収録。

おすすめトラック

タイム・トゥ・セイ・グッバイ 試聴
アメイジング・グレイス with ジョセリン・ブラウン 試聴
 
 

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ブレイク
『ブレイク』

2008 Release

ダウンロード価格
アルバム ¥1,500(税込)
トラック 各¥150(税込)

イギリス上流階級の出身の4人組、ブレイクのデビュー作。クラシック、ポピュラー、映画音楽など多くのジャンルから選曲されており、「ハレルヤ」「ムーン・リヴァー」「神のみぞ知る」などのお馴染みの曲も。ヘイリーとのデュオ「ホエア・ドゥ・ウィー・ゴー 」をボーナス収録!

おすすめトラック

メイク・ラヴ・トゥ・ユー(スパニッシュ・ヴァージョン) 試聴
ホエア・ドゥ・ウィー・ゴー 試聴

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リベラ
『New Dawn』

2008 Release

ダウンロード価格
アルバム ¥1,500(税込)
トラック 各¥150(税込)

“エンジェル・ボイス”〜透明感あふれるボーイ・ソプラノで日本でも人気の高いリベラの新作。「G線上のアリア」「アヴェ・マリア」「サンクテ」などのクラシカルな曲では、敬虔な気持ちになり至福の時間を味わえる。ブライアン・ウイルソンの「ラヴ&マーシー」などは面白い選曲だ。

おすすめトラック

G線上のアリア 試聴
ラヴ&マーシー 試聴
 
 

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イルミナ
『Illumina 1st Japanese Album』

2008 Release

韓国のクラシカル・クロスオーバー界初の女性ボーカル・トリオ、イルミナ。韓流ポップスのクラシック・カバーで2007年にデビューしているが、今回ポール・ポッツとのデュエット曲「タイム・トゥ・セイ・グッバイ」などを加え、“女性版イル・ディーヴォ”として日本デビューを飾った。

おすすめトラック

タイム・トゥ・セイ・グッバイ
わたしは幸せ

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イノセンス
『Innocence』

2008 Release

スペインの舞台女優でもあるジェラルディーン・ラロサが、夫であるイル・ディーヴォのカルロス・マリンのバックアップで作り上げたプロジェクト。躍動感があり情熱的な歌声はシンフォニー・ロックのような趣もある。クイーンのカバー「リヴ・フォーエヴァー」は夫カルロスとのデュオ。

おすすめトラック

ショウ・マスト・ゴー・オン
哀しみのエトランゼ
 
 

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ピュアな女性ボーカル

 

[ジャケット画像]

サラ・マクラクラン
『Mirrorball: The Complete Concert』

1998 Release

カナダが世界に誇る歌姫であり、90年代を代表するシンガー・ソングライター。漂うような神秘性と包み込むような優しさ、その情感の深さの裏にある女性としての強さも魅力的だ。「Angel」は、癒し以上の崇高さに浸れる超名曲。

おすすめトラック

Angel
Adia

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ジョアンナ・ウォン
『Start From Here』

2008 Release

スモーキーでアンニュイで、どこかノスタルジック。ノラ・ジョーンズなどとも比較される台湾生まれアメリカ育ちの新人。最近、注目される“Jazzy Not Jazz”の系譜か?ビリー・ジョエルのカバー「New York State Of Mind」も堂々としている。

おすすめトラック

Let’s Start From Here
True

[ジャケット画像]

ケリー・スウィート
『ウィー・アー・ワン』

2007 Release

澄みきったピュアなボーカルといういことで、ヘイリーのファンにもおすすめしたい米マサチューセッツ州出身のシンガー・ソングライター。クラシカルな素養とオーガニックな志向性が交じり合って独特なイノセントな世界を創出している。

おすすめトラック

レインコート 試聴
レディー・フォー・ラブ 試聴
 
 

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イノセンス・ミッション
『now the day is over』

2008 Release

米ペンシルヴァニア州でマイペースな活動を続けるイノセンス・ミッション。ボーカルのカレン・ペリスはジョニ・ミッチェルも絶賛。本作は子供達のための“子守歌”をコンセプトに作られ、「この素晴らしき世界」がau/KDDIのCMで話題に。

おすすめトラック

この素晴らしき世界 試聴
虹の彼方に 試聴

[ジャケット画像]

メグ・ベアード
『Dear Companion』

2007 Release

往年のブリティッシュ・フォーク・ファンや、新しもの好きのフリー・フォーク・ファンの間で絶賛されたメグ・ベアードの1stソロ。アシッドの感触も残しながら、木漏れ日のようなユル〜い解放感と仄かな温もりに溺れていきそう。

おすすめトラック

Willie O' Winsbury 試聴
River Song 試聴

[ジャケット画像]

ヤエル・ナイム
『Yael Naim』

2007 Release

“MacBook Air”のCMソングとしてお馴染みとなった「ニュー・ソウル」。全米チャートでもTOP10に入る大ヒットとなり、世界中にヤエル・ナイムの名前が広がった。フランス生まれのイスラエル育ちということだが、異邦人的な不思議な魅力。

おすすめトラック

New Soul 試聴
Toxic 試聴
 
 

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JASRAC
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30005900580
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