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洋楽TOP > アーティストインデックス > アーティスト特集 > ヘイリー
Hayley Westenra ヘイリー 大ヒットドラマ『白い巨塔』の主題歌「アメイジング・グレイス」で一躍有名に! 〜世界でひとつのピュア・ヴォイス〜 ニュージーランドが生んだ21世紀の新たなる歌姫、ヘイリー!
Album 『Hayley Westenra』
ダウンロード価格
アルバム \1,500(税込)
トラック 各\150(税込)
01.Pokarekare Ana>>試聴
ポカレカレ・アナ [1]
(マオリ族の伝承歌)
02.Beat Of Your Heart>>試聴
ビート・オブ・ユア・ハート [1]
03.Dell'Amore Non Si Sa (with Andrea Bocelli)>>試聴
誰も本当の愛を知らない [2]
04.River Of Dreams>>試聴
リヴァー・オブ・ドリームス [1]
(ヴィヴァルディ:四季〜冬からの編曲)
05.Quanta Qualia>>試聴
クアンタ・クアリア [2]
06.Never Say Goodbye>>試聴
ネヴァー・セイ・グッバイ [1]
(ラヴェル:亡き王女のためのパヴァヌからの編曲)
07.Dark Waltz>>試聴
ダーク・ワルツ [1]
08.May It Be>>試聴
メイ・イット・ビー [2]
09.Prayer>>試聴
プレイヤー [2]
10.Ave Maria>>試聴
アヴェ・マリア(カッチーニ)[2]
11.Amazing Grace>>試聴
アメイジング・グレイス [1]
12.Benedictus>>試聴
ベネディクトゥス [1]
13.Bridal Ballad>>試聴
ブライダル・バラード [2]
14.In Trutina>>試聴
イン・トゥルティナ [1]
(オルフ:カルミナ・ブラーナからの編曲)
15.Hine E Hine (Maiden, O Maiden)>>試聴
ヒネ・エ・ヒネ [1]
(マオリ族の子守歌)

[1]・・・『Pure』収録
[2]・・・『Odyssey』収録
◇スティヴィー・ワンダー  オマーの最新アルバムに「Feeling You」(配信不可)に参加したスティーヴィー・ワンダーの66年発売のアルバム「Up-Tight」から最新アルバム「A Time To Love」まで徹底解説!  http://www.ongen.net/international/artist/feature/stevie_wonder/index.php   ◇OMAR オフィシャルサイト http://www.bls-act.co.jp/artist/omar.php  ◇アーティスト詳細ページ http://www.ongen.net/search_detail_artist/artist_id/at0000009492/

アメイジング・グレイス」という曲を、黒人霊歌だと思っている人が多いかもしれないが、メロディ自体はイギリス(スコットランド)民謡で、1765年頃にイギリス人のジョン・ニュートンによって書かれた曲(賛美歌第2編167番)だ。ジョン・ニュートンは奴隷商人から神職者となった人で、嵐の中で九死に一生を得た体験を元に、“神の驚くべき恵みへの感謝”を歌にこめた。
“私の心に畏れることを教えたのも恵み。そして私の心を畏れから解放したのも恵み”
という一節は、宗教の壁を越えて、心に訴えてくるものがある。後にアメリカへ移住したアイルランド人やイギリス人によって歌い継がれ、信仰の厚いアメリカの黒人奴隷の間に広まっていった。

この「アメイジング・グレイス」は、日本でも、賛美歌「われをもすくいし」として親しまれているが、これまで多くの歌手に歌われてきた。アレサ・フランクリンのゴスペルや、元トワ・エ・モアの白鳥英美子、バイオリンのアンドレ・リュウ、パン・フルートのザンフィルのバージョンもどこかで耳にしているはずだ。最近で一番印象深いのは、本田美奈子さんの歌声になるかもしれないが、フジテレビのドラマ『白い巨塔』の主題歌となったヘイリーの美声によって、改めてこの曲の素晴らしさに気付いた人が多いのではないだろうか。

1987年にニュージーランド/クライストチャーチに生まれたヘイリーは、6歳からバイオリンを始め、11歳の頃にはすでに40ものミュージカルの舞台に出演、2000年に作ったデモ・アルバムが注目され、ユニバーサル・ミュージック・ニュージーランドと契約するに至る。デビュー作はニュージーランドのポップ・チャートで4週連続で1位に輝き、世界的テノール歌手ラッセル・ワトソンとの共演を経て、遂にデッカからインターナショナル・デビューを果たす。

世界デビュー作となった『ピュア』は、ビートルズのプロデューサーとして伝説となっているジョージ・マーティンの息子、ジャイルス・マーティンがプロデュース。父親のジョージも「ビート・オブ・ユア・ハート」を提供し、「アメイジング・グレイス」のアレンジを担当している。クラシックのアレンジ曲である、ラベルの「ネヴァー・セイ・グッバイ」や、 ヴィヴァルディの「リヴァー・オブ・ドリームス」をはじめ、ニュージーランドの先住民マオリ族の伝承歌である「ポカレカレ・アナ」や「ヒネ・エ・ヒネ」、アディエマスのカール・ジェンキンス作の「ベネディクトゥス」といった曲まで、これ以上はない透明感に溢れたピュアな美声を響かせる。

“ 世界でひとつのピュア・ヴォイス”のキャッチフレーズのとおり、このアルバムは、シャルロット・チャーチが築いた“天使の歌声”の路線を継ぐものであり、シャルロットが汚れキャラ(?)となってしまった今、ヘイリーが清純派“天使の歌声”の頂点に位置することは間違いない。続く2作目『オデッセイ』では、少女から大人へと成長する過程も刻まれ、あのアンドレア・ボチェッリとのデュエット曲「誰も本当の愛を知らない」では、女性としての情感も滲ませる。映画『ロード・オブ・ザ・リング』の挿入歌であるエンヤの「メイ・イット・ビー」などは、今話題のケルティック・ウーマンのバージョンと聞き比べてみるのも面白い。ヘイリーにはアイルランドの血が流れているのだ。人気曲「アヴェ・マリア」での崇高さにも、他のクラシカル系の歌手にはない素直な繊細さが表れている。

今年の3月に新作『クリスタル 〜 クラシカル・フェイヴァリッツ』をリリースしたヘイリー。そのアルバムには新曲7曲と、前2作からのフェイバリット・ナンバーが収録されている。サラ・ブライトマンのようなスケール感を持ち、いつまでも清純さを失わないヘイリー。遂に配信開始となった一曲一曲をじっくりと味わって欲しい。
(Text/遠藤哲夫)
天使の歌声ベスト6
キャサリン・ジェンキンス Katherine Jenkins  『Living A Dream』2006 サラ・ブライトマン Sarah Brightman 『ア・クエスチョン・オブ・オナー』1996
2004年にデビュー。得意のオペラ・アリアからカンツォーネやポップスまで幅広いレパートリー、その美貌とメゾ・ソプラノの魅力で大注目のクラシック・アーティスト。ホイットニー・ヒューストンの「L'Amore Sei Tu」、今や“ジュピター”として知られる「I Vow To Thee〜」をはじめ親しみやすい曲が並ぶ。 ミュージカル/クラシカル・クロスオーバー界に君臨する華麗な歌姫サラ・ブライトマンの、あまりクラシカルではない超有名曲が「ア・クエスチョン・オブ・オナー」。サッカー日本代表のTV中継のテーマ曲としてもお馴染み。「Memory」は“キャッツ”から。クラシカルなサラは「Pie Jesu」でどうぞ。
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L'Amore Sei Tu (I Will Always Love You) >> 試聴
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ア・クエスチョン・オブ・オナー >> 試聴
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Pie Jesu >> 試聴
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ナナ・ムスクーリ Nana Mouskouri 『At Her Very Best』2001 ベッキー・テイラー Becky Taylor  『A Dream Come True』2001
ギリシャ出身のポピュラー歌手であり、クラシックからジャズ、ワールドミュージックまで、地中海の風を運んでくるような澄み切った声で歌う。その清らかさを永遠に失わないところが凄い。ヒット曲「Over And Over」「Only Love」「アテネの白いバラ」や、真打ち登場といえる「Amazing Grace」まで代表曲がずらり。 フィギュア・スケートで有名になった「You Raise Me Up」は、ベッキーのバージョンが一番無垢な美しさに溢れている。イギリスのミュージカル界のアイドル・スターとして活躍してきたベッキー。デビュー作の『少女の夢、天使の詩』はミュージカルのカバー曲が中心。「Winter Light」の神々しさは鳥肌もの。
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Over And Over (Roule S'Enroule) >> 試聴
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ジュディ・コリンズ Judy Collins 『The Very Best Of Judy Collins』2001 本田美奈子  『AVE MARIA』2003
ジョーン・バエズと並ぶ、60年代フォーク・シーンの女王。この人が歌う「Amazing Grace」は清楚で飾り気がなく、ストレートに胸を打つ。オリジナル録音は70年なので、30歳くらいのときの歌声になる。ジョニ・ミッチェルの曲をいち早く取り上げた「Both Sides Now(青春の光と影)」もピュアな輝き。 アイドル歌手から出発して、ここまで本格的に歌えるようになるまでは、もの凄い努力をしたと思う。このまま年齢を重ねていけば、欧米の歌手にも負けないくらいの円熟した艶も出せるようになっただろう。志半ばで逝ってしまったことが残念でならない。生真面目な性格から滲む優しさはこの人ならでは。
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クラシカル・クロスオーバーおすすめ
クワイヤーボーイズ  The Choir Boys   『The Choir Boys』2006 ウィーン少年合唱団  Vienna Boys Choir  『Vienna Boys Choir Goes Pop』2002
イギリスのボーイ・ソプラノ・グループ。まさしく男性版“天使の歌声”であり、変声期までの貴重な一瞬をフレッシュ・パック!エリック・クラプトンのカバー「Tears in Heaven」がシングルとなった。「Do You Hear What I Hear?」は、ヘイリーのボーカルをフィーチャー。リベラ・ファンは是非! 2006年の来日公演がもうすぐ(4/29から6/11まで)の、元祖“天使の歌声”。でもクラシックは苦手という方もこのアルバムなら大丈夫。ポピュラー・ソングのカバー集である。ご存知『タイタニック』のテーマやエンヤの「Only Time」はわかりやすいが、メタリカやEW&Fのカバーにも挑戦!
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アンドレア・ボチェッリ  Andrea Bocelli   『Romanza』1996 レスリー・ギャレット  Lesley Garrett  『Travelling Light』 2001
サラ・ブライトマンとのデュエット「Time To Say Goodbye」やセリーヌ・ディオンとの「The Prayer」が世界中で大ヒットとなった、盲目のオペラ歌手。勿論、オペラ・アリア集も素晴らしいが、日本でお馴染みとなっているのは、サントリー・モルツのCM曲でもある「Canto Della Terra(大いなる大地)」か? 地上に舞い降りたディーバ、聖処女レスリー・ギャレット。イギリスを代表するソプラノ歌手であり、崇高なまでの光を放つ。ダイアナ元英皇太子妃の追悼アルバムでの「亡き王女のためのパヴァーヌ」には泣いた。このポピュラー・カバー集は、さすがに仰々しいところもあるが、ビ−トルズの「For No One」は必聴。
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岡本知高    『旅立ちの日に』2005 マキシム  Maksim   『VARIATIONS PART 1 & 2』 2004
女性ソプラノの音域を持つ男性ソプラノ=ソプラニスタ。クラシックだけに留まらず、今や卒業式の定番ソングにもなった「旅立ちの日に」や、NHK「みんなの歌」でお馴染みの「空へ」、それこそ童謡からジブリ映画の挿入歌まで幅広い。オペラと同列に歌われる「芭蕉布」など刺激的だ。 クロアチア生まれのピアニスト、マキシム。旧ユーゴ紛争の際も、地下室で練習を続けたという『戦場のピアニスト』のような人だ。クラシックとしては型破りなアルバム『『ザ・ピアノ・プレイヤー』でデビュー。フィギュア・スケートのスルツカヤ選手が使用した「Totentanz(死の舞踏)」が話題に。
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