Featured Artist : グラミー賞2008 50th GRAMMY AWARDS

記念すべき第50回目のグラミー賞決定!

世界が注目する受賞アーティストがズラリ!

現地時間2008年2月10日(日本時間11日)に開催された記念すべき第50回グラミー賞授賞式。日本でもWOWOWで生中継されたのでご覧になった方も多いことでしょう。50回目というメモリアル・イヤーであるだけに、パフォーマンスも絢爛豪華。スクリーンに映しだされたフランク・シナトラとデュエットするアリシア・キーズ、グラミー史上初の野外特設ステージからの中継となったフー・ファイターズ、女王ティナ・ターナーとビヨンセのデュオ、アレサ・フランクリンの圧巻のゴスペル、ガーシュインの「ラプソディー・イン・ブルー」を奏でるハービー・ハンコック、昨年亡くなったルチアーノ・パヴァロッティに捧げるアンドレア・ボチェッリジョシュ・グローバンのデュオなどなど、挙げればきりがありません。

その中でも、主要4部門のうち最優秀レコード、最優秀楽曲、最優秀新人で見事グラミーに輝き、更に最優秀女性ポップ・ボーカル、最優秀ポップ・ボーカル・アルバムの計5冠を達成したエイミー・ワインハウスは凄かった。ビザが下りずに受賞式会場に来ることができず、前代未聞のロンドンからの衛星生中継となった。お騒がせキャラが定着していたエイミーの面目躍如といったところだろうか・・・?「ユー・ノウ・アイム・ノー・グッド」「リハブ」を迫力タップリに披露してくれました。

主要4部門のもう一つ最優秀アルバムには、ジャズ・アーティストとしては総合部門で43年ぶりの受賞となるハービー・ハンコック『リヴァー〜ジョニ・ミッチェルへのオマージュ』が輝いた。他にはアリシア・キーズジャスティン・ティンバーレイクカニエ・ウェストフー・ファイターズなどの常連組もしっかり受賞。Ne-Yoリアーナが初受賞だったのはちょっと意外な気がしたが、あまり目立たないかもしれないが、グラミー賞功労賞をザ・バンドが受賞したのも嬉しい限り。2007年を飾った名曲、名アルバムの数々を、この特集で再チェック!

(Text/遠藤哲夫)

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主要4部門

最優秀レコード賞

 

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Winner
エイミー・ワインハウス
「Rehab」

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フー・ファイターズ
「The Pretender」

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リアーナ
「Umbrella」

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ジャスティン・ティンバーレイク
「What Goes Around...Comes Around」

 

他 ビヨンセ 「Irreplaceable」

 

最優秀アルバム賞

 

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Winner
ハービー・ハンコック
『リヴァー〜ジョニ・ミッチェルへのオマージュ』

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フー・ファイターズ
『Echoes, Silence, Patience & Grace』

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エイミー・ワインハウス
『Back To Black』

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カニエ・ウェスト
『グラデュエーション』

 

他 ヴィンス・ギル『These Days』

 

最優秀楽曲賞

 

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Winner
エイミー・ワインハウス
「Rehab」

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コリーヌ・ベイリー・レイ
「Like A Star」

[試聴]

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リアーナ
「Umbrella」

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プレイン・ホワイト・ティーズ
「Hey There Delilah」

[試聴]

 

他 キャリー・アンダーウッド「Before He Cheats」

 

最優秀新人賞

 

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Winner
エイミー・ワインハウス
『バック・トゥ・ブラック〜デラックス・エディション』

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ファイスト
「1234」

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レデシー
『Lost And Found』

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パラモア
『Riot!』

 

他 テイラー・スウィフト

 
 

その他受賞作品

ROCK/POPS

 

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エイミー・ワインハウス
『Back To Black』

今回のグラミーに大旋風を巻き起こしたエイミー。ドラッグ問題やアルコール依存症で世間を騒せているが、グラミー受賞式にはビザがおりず欠席、イギリスからの衛生中継で「You Know I'm No Good」と「Rehab」の2曲をパフォーマンスした。主要4部門のうち3冠、計5部門での受賞は凄い!

「Rehab」
受賞部門

Record Of The Year
Song Of The Year
Best New Artist
Best Female Pop Vocal
Best Pop Vocal Album

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ジャスティン・ティンバーレイク
『FutureSex/LoveSounds』

男性ポップ・グループ、イン・シンクから2001年にソロ独立。2ndアルバム『FutureSex/LoveSounds』からの3rdシングル「What Goes Around〜」で最優秀男性ポップ・ボーカルを受賞(同アルバムで計4個のグラミー獲得)。今や名実共に世界のトップ・エンタテイナーに躍り出た。

「What Goes Around...Comes Around」
受賞部門

Best Male Pop Vocal
Best Dance Recording

 
 

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フー・ファイターズ
『Echoes, Silence, Patience & Grace』

2001年と2004年にも最優秀ロック・アルバムを受賞している。今回はジョン・ポール・ジョーンズをゲストに迎え野外でのパフォーマンスを披露した。

「The Pretender」
受賞部門

Best Rock Album
Best Hard Rock Performance

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ホワイト・ストライプス
『Icky Thump』

過去に『Elephant』『Get Behind Me Satan』がベスト・オルタナティヴ・アルバムに輝いているので3度目となる他、遂にベスト・ロック・グループに!

「Icky Thump」 試聴
受賞部門

Best Rock Performance By A Duo Or Group
Best Alternative Music Album

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スレイヤー
『Christ Illusion』

「スラッシュメタル四天王」と呼ばれたヘヴィメタル・バンド。オリジナル・ドラマー、デイヴ・ロンバートが復帰しての5年ぶりのアルバム。さすが凶暴!

「Cult」
受賞部門

Best Metal Performance

 
 

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ロバート・プラント&アリソン・クラウス
『Raising Sand』

世紀の異色コラボレーション、元レッド・ツェッペリンの最強ロック・ボーカリストとブルーグラスの歌姫のデュオ。アメリカ・ルーツ音楽の深さがわかる。

「Gone Gone Gone」
受賞部門

Best Pop Collaboration

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ジョニ・ミッチェル
『Shine』

レコーディング・アーティストとして引退宣言から5年ぶりに復活。よりシリアスになったアルバムの冒頭を飾るシンフォニックなインスト曲で見事受賞。

「One Week Last Summer」
受賞部門

Best Pop Instrumental Performance

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マイケル・ブーブレ
『Call Me Irresponsible』

デヴィッド・フォスターがバックアップするジャジー&ポップなイケメン・シンガー。2005年の「ホーム〜きみのもとへ帰りたい」に続く感動のバラード。

「Everything」 試聴
受賞部門

Best Traditional Pop Vocal Album

 
 

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マルーン5
『It Won't Be Soon Before Long』

「サンデイ・モーニング」や「ディス・ラヴ」のヒットで一躍有名に。このセカンド・アルバムも爆発的セールスを更新中。キャッチーなメロに胸キュン!

「Makes Me Wonder」
受賞部門

Best Pop Performance By A Duo Or Group

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ビースティ・ボーイズ
『The Mix-Up』

ヒップホップからロックまで幅広い影響力を持つビースティーズ。『Hello Nasty』ではラップ/オルタナの両部門で受賞したが、今回はポップ・インスト!

「B For My Name」 試聴
受賞部門

Best Pop Instrumental Album

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ケミカル・ブラザーズ
『We Are The Night』

96年のヒット「Setting Sun」が最近CMで使われて話題のケミカル。本作はUKアルバム・チャート5作連続1位の記録を樹立(ビートルズやオアシスに並ぶ)!

「Do It Again」 試聴
受賞部門

Best Electronic/Dance Album

 

R&B/RAP

 

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アリシア・キーズ
『As I Am』

「No One」で最優秀女性R&Bボーカルと最優秀R&Bソングを受賞し、3作続けてグラミー受賞という偉業を成し遂げたアリシア。今回のグラミーのステージではオープニングと中盤で2度のパフォーマンスを披露した。そのせいか(?)、アルバムが再びチャート1位に返り咲くという現象も!

「No One」
受賞部門

Best Female R&B Vocal
Best R&B Song

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カニエ・ウェスト
『Graduation』

今回のグラミーでは最多となる8部門にノミネートされたが、またまた主要部門の受賞は逃した。それでもラップ関連の賞はほぼ独占だから凄い。ダフトパンクの曲を使った「Stronger」は最優秀ラップ・パフォーマンス、T-ペインをフィーチャーした「Good Life」は最優秀ラップ・ソングに!

「Stronger」
受賞部門

Best Rap Solo Performance
Best Rap Performance By A Duo or Group
Best Rap Song
Best Rap Album

 
 

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チャカ・カーン
『Funk This』

73年にルーファスのリード・ボーカルとしてデビューして以来、R&B〜ジャズ・シーンの重鎮となったチャカ・カーン。約10年ぶりの新作でグラミー受賞。

「Disrespectful」
受賞部門

Best R&B Performance By A Duo Or Group
Best R&B Album

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Ne-Yo
『Because Of You』

あいかわらずニーヨ人気は衰えることを知らず、Utadaをフィーチャーした「ドゥ・ユー」のヒットも記憶に新しい。今年は4部門ノミネートで初受賞!

「Because Of You」
受賞部門

Best Contemporary R&B Album

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ジェラルド・リヴァート
『In My Songs』

2006年11月に40歳の若さで亡くなったジェラルド・リヴァート。本作が遺作となっってしまった。父であるオージェイズのエディとのデュオも改めて聴きたい。

「In My Songs」 試聴
受賞部門

Best Traditional R&B Vocal Performance

 
 

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リアーナ
『Good Gil Gone Bad』

Bad(アブない)なクール・ディーヴァとして「アンブレラ feat.ジェイ・Z」がメガ・ヒットを記録。再結成ザ・タイムとの極上パフォーマンスも話題に!

「Umbrella」
受賞部門

Best Rap/Sung Collaboration

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コモン
『Finding Forever』

映画『アメリカン・ギャングスター』への俳優としての出演も話題のコモン。全米No.1を記録した新作から、カニエ・ウェストをフィーチャーしたこの曲。

「Southside」
受賞部門

Best Rap Performance By A Duo Or Group

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ルーペ・フィアスコ
『Lupe Fiasco's Food & Liquor』

待望の新作『ザ・クール』がリリースされたばかりのルーペ。2年続けてのノミネート『フード&リカー』からの「Daydreamin'」で遂にグラミー受賞!

「Daydreamin'」 試聴
受賞部門

Best Urban/Alternative Performance

 

JAZZ/LATIN/WORLD

 

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ハービー・ハンコック
『River: The Joni Letters』

ジャズ新主流派から、マイルス・デイヴィス・クインテットを経て、ファンク/フュージョンで新機軸を打ち立てた。9年ぶりとなる新作『リヴァー〜ジョニ・ミッチェルへのオマージュ』で、ジャズ・アルバムとしては43年ぶりとなる最優秀アルバムを受賞。ジョニ本人やノラ・ジョーンズなどがゲスト参加。

「Edith And The Kingpin」
受賞部門

Album Of The Year
Best Contemporary Jazz Album

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マイケル・ブレッカー
『Pilgrimage』

2007年1月13日に白血病のためにこの世を去ったコンテンポラリー・ジャズ界の巨人、マイケル・ブレッカー。ハンコックやパット・メセニー、ジャック・ディジョネットなどが参加し、死の2週間前に完成したという遺作『Pilgrimage:聖地への旅』がグラミー受賞。ブレッカー・ブラザーズでも幅広い人気を博した。

「The Mean Time」
受賞部門

Best Jazz Instrumental Solo
Best Jazz Instrumental Album

 
 

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テレンス・ブランチャード
『A Tale Of God's Will』

ニューオーリンズ派を代表するトランペッター、テレンスの最新作はハリケーン・カトリーナ被災後のニューオーリンズへの鎮魂歌。荘厳な広がりを持つ力作。

「Over There」 試聴
受賞部門

Best Large Jazz Ensemble Album

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フアン・ルイス・ゲラ
『La Llave De Mi Corazon』

カリブ伝統音楽とモダンな音楽をフュージョンさせるドミニカ出身のゲラ。メレンゲやバチャータ人気を広めたロマンチック・トロピカルの傑作!

「Medicine For My Soul」 試聴
受賞部門

Best Tropical Latin Album

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アンジェリーク・キジョー
『Djin Djin』

アフリカのベナン共和国出身で、現在はパリやニューヨークを拠点に活躍するシンガー。アリシア・キーズ、ピーター・ガブリエルなど豪華ゲストが参加!

「Djin Djin」 試聴
受賞部門

Best Contemporary World Music Album

 

COUNTRY

 

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キース・アーバン
『Love, Pain & The Whole Crazy Thing』

ニコール・キッドマンとの結婚で一躍有名になった感があるが、カントリー界ではすでに大スターだった。よりロック色を強めたちょい渋イケメンの強力盤。

「Stupid Boy」 試聴
受賞部門

Best Male Country Vocal

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イーグルス
『Long Road Out Of Eden』

アルバム総売り上げ1億2000万枚を誇る歴史的バンド。28年ぶりのスタジオ・ニューアルバムは2枚組の力作で、「How Long」のカントリー・ロックが爽快!

「How Long」
受賞部門

Best Country Performance By A Duo Or Group

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ヴィンス・ギル
『These Days』

イーグルス・フォロワーとしても人気があったピュア・プレイリー・リーグに在籍、その後カントリー界の大スターに。本作にはなんと新曲を43曲収録!

「Ace Up Your Pretty Sleeve」
受賞部門

Best Country Album

 
 

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