- 01.
- In My Defence (2000 Remix)
- 02.
- The Great Pretender (Original)
- 03.
- Living On My Own (1993 No More Brothers Radio Mix)
- 04.
- Made In Heaven (Mr Bad Guy Album Version)
- 05.
- Love Kills (Original)
- 06.
- There Must Be More To Life Than This (Mr Bad Guy Album Version)
- 07.
- Guide Me Home (Barcelona Album Version)
- 08.
- How Can I Go On? (Barcelona Album Version)
- 09.
- Foolin' Around (Steve Brown Remix)
- 10.
- Time (Original)
- 11.
- Barcelona (Barcelona Album Version)
- 12.
- Love Me Like There's No Tomorrow (Mr Bad Guy Album Version)
- 13.
- I Was Born To Lov(Mr Bad Guy Album Version)
- 14.
- The Golden Boy (Barcelona Album Version)
- 15.
- Mr Bad Guy (Mr Bad Guy Album Version)
- 16.
- The Great Pretender (Malouf Mix)
- 17.
- Love Kills (Star Rider Remix)
- 18.
- I Can Hear Music (Original)
- 19.
- Guide Me Home (Piano) [Thierry Lang Jazz version]
- 20.
- Goin' Back (Original)
TOBW-3304(2枚組)
2006/11/22 Release
フレディの生涯を、クイーンのメンバーなどの証言で綴ったドキュメンタリー(Disc1)と、ビデオ・クリップを収録したクリップ集(Disc2)の2枚組。
〜フレディ生誕60年、没後15年〜
フレディ・マーキュリーの生涯を綴ったドキュメント・ムービー、世界初上映!
1991年に45歳という短い人生を終えたフレディ・マーキュリーの真実の姿を、彼と親しかった人たちへのインタビューと未発表の映像で解き明かすドキュメンタリー作品の登場!
新宿武蔵野館にて絶賛上映中!
昨年に引き続き、クイーンのロック・ミュージカル『WE WILL ROCK YOU』が、また日本に上陸する。永遠のカリスマとして輝き続けるフレディ・マーキュリーの生誕60周年、没後15周年のメモリアル・イヤーとなる2006年、待望の自伝的映画『フレディ・マーキュリー 人生と歌を愛した男』も公開され、命日である11月24日に向けて、さまざまなイベントが催される。日本では、2004年のTVドラマ『プライド』の主題歌となった「ボーン・トュ・ラヴ・ユー」で人気が再燃して以来、「伝説のチャンピオン」「ドント・ストップ・ミー・ナウ」などのヒット曲を、毎日どこかで耳にしてきた。ここまで、日本人に愛されたロック・グループもいないだろう。フレディの没後15周年を記念して、ソロ・ベスト・アルバム『ザ・ヴェリー・ベスト・オブ・フレディ・マーキュリー』がリリースされた。ここで、フレディ=クイーンの足跡を改めて辿ってみたい。
フレディ・マーキュリー(本名:ファルーク・バルサラ)は、1946年9月5日、当時イギリス領だったタンザニアのザンジバル島に生まれた。両親はペルシャ系のインド人で、イギリス政府の役人だった父の仕事の関係でインドで育つ。フレディは、ボンベイ郊外の寄宿学校時代からバンドを結成して、バディ・ホリーやエルヴィス・プレスリー・タイプのロックンロールを演奏していた。18才の頃にイギリスに移住し、イーリング・アート・カレッジに進学して、本格的にロックへとのめり込むようになる。
ジミ・ヘンドリックスをヒーローの一人としていたフレディは、サワー・ミルク・シー、レッケージといったバンドを作り、音楽的な才能を伸ばしていくが、神秘的なメッセージにより、自らを“マーキュリー”と改名している。その頃、美術学校の友人、ティム・スタッフェルが参加していたバンド「スマイル」と親しくなる。メンバーには、ブライアン・メイとロジャー・テイラーがいた。70年にティムがスマイルを脱退したのを機に、ブライアンとロジャーはフレディと共に新たなグループとして活動を始める。クイーンの誕生である。先鋭的な美意識の持ち主でもあったフレディのアイデアで、彼等は、レッド・ツェッペリンのヘヴィさに、ヴィジュアル的な要素(グラム・ロックのはしり)を加えた、全く新しいロックを創造していく。
クイーンのサウンドの特徴は、ブライアン・メイのハンドメイド・ギター“レッド・スペシャル”によって生み出されるオーケストラのようなギター・サウンド(ギター・オーケストレーション)と、フレディ、ブライアン、ロジャーの3人による重厚なコーラス・ワークにある。ブリティッシュ・ハード・ロックを基盤にしながら、複雑な曲構成ですでにオリジナリティを確立していた73年のデビュー・アルバム『戦慄の王女』から、ドラマティックな作風に磨きをかけた『クイーンU』、ポップな味わいも加え全米でのブレイクにもつながった『シアー・ハ−ト・アタック』、オペラとの融合で世紀の傑作として名を残す「ボヘミアン・ラプソディ」を含む『オペラ座の夜』、シンプルな中にロックのパワーを爆発させた『世界に捧ぐ』、新たな局面を見せる『ジャズ』と、怒涛の快進撃を続ける。この初期から中期のヒット曲のなかでは、フレディ作となる「輝ける7つの海」「キラー・クイーン」「ボヘミアン・ラプソディ」「伝説のチャンピオン」「ドント・ストップ・ミー・ナウ」という曲が、やはり印象深い。
その後、ジョン・ディーコン作の「地獄へ道づれ」や、ロジャー作の「RADIO GA GA」も大ヒットとなり、国民的ロック・バンドとして君臨することになるが、バンド解散の危機を乗り越え、再び結束を固めた『ザ・ミラクル』、フレディの生前最後のアルバムとなった91年の『イニュエンドウ』をリリースした後、HIV感染症によるフレデイの死で、クイーンは事実上の解散を迎えた。残されたメンバーで完成させた『メイド・イン・ヘヴン』では、悲壮感からの解放が感じられる。デビューから30年以上もたった今の時代においても、次々と若いファンが生まれているクイーン。フレディが残した足跡は、伝説として永遠に語り継がれる。
(Text/遠藤哲夫)