5作目のオリジナル・アルバム『ADDICTED』を発表した後、2006年末にスウィートボックスを脱退したGEO&ジェイドのコンビ。ティナ時代の「Everything's Gonna Be Alright」での“クラシック・ミーツ・ヒップホップ”という作風から、ポップなR&B色を強くした“ポップ・ミーツ・クラシック”の王道を切り開く。パッフェルベルのカノンは「Life Is Cool」でも使っていたし、バッハと並ぶバロックの巨匠ゲオルク・フィリップ・テレマンを引用した「Cinderella」や、ヴィヴァルディの『四季』より「冬」を用いた「Addicted」、マスカーニのオペラから「Read My Mind」、ベートーベンの「運命」やチャイコフスキーの「白鳥の湖」を大胆に使った「Crazy」「Superstar」などなど、キャッチーで甘酸っぱいメロディに隠された、クラシカルなアレンジの巧妙さはGEOの真骨頂。