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2001年の『レプタイル』の後、『ミー&ミスター・ジョンソン』という、伝説のブルース・マン“ロバート・ジョンソン”のカヴァー・アルバムを2004年に発表したエリック・クラプトンは、そのセッション&リハーサル音源をまとめた『セッション・フォー・ロバート・J』を立て続けにリリースした。この辺の事情は、クラプトン自身が、 「自分の人生に起こったことを曲の中で表現しようと思った。でも、そういう曲を書くのがあまり得意じゃない僕は、行き詰まった時の逃げ道も考えていた。焦って作業を進めずに、別のこと、ロバート・ジョンソンの曲をやればいいって思った。彼の曲をやれば気分転換になるし、新たな活力ももらえる。その結果、本来のアルバムではなく、ロバート・ジョンソンのカヴァー・アルバムの方が先に出来てしまったという訳さ」 と語っている。
新しいスタジオ・アルバムを作ろうと思ってレコーディングを始めたが、ブルース・カヴァーの2枚のアルバムを同時に作っていたことになる。 |
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前作『レプタイル』は、クラプトンの幼少時代の写真をジャケットに使っていたが、新作『バック・ホーム』は、汽車からホームに降り立つギター・ケースを持った男のイラスト。故郷に帰ってきた安堵感と家族への愛情に満ち溢れた、心身共に充実した現在のクラプトンの姿が反映されたアルバムだ。
「アルバムを作るのに、2年くらいかかってしまった。同じパートを何度も聴いて、しばらく休んでまた聴き直し、新たな要素を加えるというやり方を繰り返しているうちに、ツアーを続けてきた僕のミュージシャンとしての人生を描いた作品のようになってしまった。『ジャーニーマン』で初めて自分自身のことを歌ってから、この作品で自分を |
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| 見つめ直す旅は終わりを告げる。このアルバムには、そういう心境の変化や生活の変化が描かれているんだ」 |
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今年3月に三女が誕生し、その幸せなムードを、子育ての大変さと共に歌いこんだ「So Tired」、愛知万博の音楽イベント・テーマ曲として既におなじみの「Say What You Will」(スマップもカヴァー)は、新たなレゲエ・バージョンで収録。やはりレゲエ・スタイルで力強くソウルフルな「Revolution」、泣きのギター・ソロも聴ける珠玉のバラード「Run Home To Me」、アコースティックで締めくくるタイトル・ナンバーの「Back Home」とオリジナル曲が並ぶなか、カヴァー曲で注目すべきは、ジョージ・ハリスンの「Love Comes To Everyone(愛はすべての人に)」。原曲でもクラプトンがギターを弾いていたのが思い出される。友情や家族との愛情に包まれ、還暦を迎えたクラプトン。“ホーム”をキーワードに、安息の地に還ってきた彼の背中は、やはり大きかった。
今年5月に行われた、クリーム再結成ライブのDVDも10月に発売予定だ。クラプトンから目が離せそうにない。(Text/遠藤哲夫) |
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Badge >>試聴
Running On Faith >>試聴

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90〜91年にかけての英ロイヤル・アルバート・ホールでのライブ録音。クリームやデレク&ザ・ドミノス時代の曲も披露し、『アンプラグド』で再ブレイクする直前までのキャリアを総括したようなライブ。クリーム時代にジョージ・ハリスンと共作した「Badge」が光る。 |
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Shapes Of Things >>試聴
Plynth >>試聴
Spanish Boots >>試聴 |

第1期ジェフ・ベック・グループの2枚の名盤。ボーカルにロッド・スチュワート、ベースにロン・ウッドという最強の布陣で、レッド・ツェッペリンに影響を与えるハード・ロックの原型を作り上げている。密度の濃さでは『ベック・オラ』の方が上か。ニッキー・ホプキンスのピアノが美しい「Girl from Mill Valley」や革新的な「Rice Pudding」も必聴!

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B.B.Kingとは2000年に念願の共演アルバム『Riding With The King』を出しているが、クラプトンのキャリアの出発点、ヤードバーズの1作目で取り上げていたのが「Five Long Years」。『スローハンド』でカヴァーした「Mean Ole Frisco」の他、ブルースの名曲中の名曲「Every Day (I Have The Blues)」や「Sweet Little Angel」などキングス・クラシック満載!

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奏法的にはフレディー・キングの影響が1番大きいかもしれない。クラプトンがカヴァーした「Have You Ever Loved A Woman」「Hide Away」「Key To The Highway」などは、すべてフレディーの持ち歌でもあった。そのフレディーの中期〜後期の音源がシェルター・レーベルでのアルバム。スワンプ・ロック/ゴスペル臭が強く、クラプトンの声好きは必聴!



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アルバート・キングがスタックスに残した名盤『Born Under A Bad Sign』全曲に、同じくスタックス録音の6曲を加えた名盤。バックはブッカーT&MG'sの面々で、クラプトンが後にベースのダック・ダンと組むことを考えると感慨深い。スティービー・レイ・ヴォーンが強い影響を受けたことでも知られるが、「As The Years Go〜」のカッコ良さは何だ!



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“アイス・ピッキン”“クール・サウンド”の異名を取り、かみそりのように鋭いテレキャスター・サウンドで、アリゲーターから出したその名もズバリ『Ice Pickin'』(78年)は、ブルース好きは避けて通れない名盤。本作は93年にガンで亡くなる前の、おそらく最後のライブと思われる。同じテキサス出身の巨人、T・ボーン・ウォーカーの曲が染みる。



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