今回、そのデビュー・アルバムの中から配信開始となる6曲をご紹介。
いきなりファンキーなエレクトリック・ギターの音が鳴り響く「Cost Of Ignorance」は、プリンス風なロッキン・ファンク・チューン。このグルーヴィーなリズムと、途中にラップを挟み一気に聴かせる、セクシーなボーカルが最高!
アルバム・タイトルにもなった「Thank You」は、クールなセクシーさを強調したミディアム・ナンバー。ゾクゾクするようなリード・ギターのソロも聴きどころ。
アコースティック・ギターとエレクトリック・ギターのからみと、軽めのヒップ・ホップ調ボーカルが、ナチュラルな響きを作り出している「Destiny」、ストリート感覚を打ち出し、ファルセット・ボーカルも印象的なファンク・チューン「Walk With It」、スライ&ファミリー・ストーンなんかも思わせるリズムにジミ・ヘンドリックス風ギターがからみ、ウェスト・コーストらしい明るいメロディーが不思議な雰囲気を作り出している「Sunshine」といったナンバーが続く。
そして最後の「Back To You」は、オーガニックなスロー・ミディアムのメロディーに、コードを刻むギターの音とスペイシーなギター・ソロがめくるめく展開していく。
今年のフジ・ロックに出演して、新たなサーフ/ジャム系ミュージック・シーンの担い手として注目を浴びるジョン・バトラー・トリオ。乾いたアコギの音とメッセージ性のある歌詞が、なかなか深い味わいをもたらします。レッチリを思わせる「What You Want」や、ジャック・ジョンソンのユルさと渋いスライド・ギターが冴える「Betterman」など多彩な曲が揃う。
ベン・ハーパーの5作目であり、これまで以上にバラエティに富んだ作りになっている。フォーキーな持ち味と、ボブ・マーリーを思わずにはいられないレゲエ・ナンバー「With My Own Two Hands」、ボブ・ディランをよりスピリチュアルにしたような「Diamonds On The Inside」、ハーパーにしては珍しいストリングス入りのバラード「When She Believes」が美しい。
パーカッシヴなギターの音が特徴的なナイジェリア出身のキザイア・ジョーンズの2作目。デビュー作『ブルー・ファンク〜』はまさしく衝撃だったが、この2作目は更に完成度を高めた1枚。「Prodigal Funk」は強靭なファンク・チューン、「Speech」はリズム・リフもキャッチー(アイズレーっぽい)でポップ、「Cubic Space Division」はジェイムス・ブラウン風ノリノリの曲。