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洋楽TOP > アーティストインデックス > アーティスト特集 > コモン

Featured Artist : COMMON コモン

コモンにしか立つことができない境地―“永遠の音楽”

前作『BE』に続く、カニエ・ウェストとのドリーム・コラボレーション!待望の新作『ファインディング・フォーエヴァー』完成!!

Track List

Album『ファインディング・フォーエヴァー』 FINDING FOREVER

2007/07/25 Release

ダウンロード価格
アルバム ¥1,500(税込)
トラック 各¥150(税込)

[ジャケット画像]

01.
Intro試聴イントロ
02.
Start The Show feat. Kanye West試聴スタート・ザ・ショウ
03.
The People試聴ザ・ピープル
04.
Drivin' Me Wild feat. Lily Allen試聴ドライヴィング・ミー・ワイルド feat. リリー・アレン
05.
I Want You試聴アイ・ウォント・ユー
06.
Southside feat. Kanye West試聴サウスサイド feat. カニエ・ウェスト
07.
The Game試聴ザ・ゲーム
08.
U, Black Maybe試聴U、ブラック・メイビー
09.
So Far To Go feat. D'Angelo試聴ソー・ファー・トゥー・ゴー feat. ディアンジェロ
10.
Break My Heart試聴ブレイク・マイ・ハート
11.
Misunderstood試聴ミスアンダストゥッド
12.
Forever Begins試聴フォーエヴァー・ビギンズ

Single「The People

2007 Release

ダウンロード価格
トラック 各¥150(税込)

[ジャケット画像]

試聴

Single「The Game」

2007 Release

ダウンロード価格
トラック 各¥150(税込)

[ジャケット画像]

試聴

 

Links

 

 ヒップホップの対象年齢が下がるなか、誠実に音楽的価値を追求するアーティストのひとりがコモンだ。いや〜、この人は本当に信頼できるんだ。「自分がどうあるべきか」をその時々において真剣に考えていることが、音の端々から伝わってくるだけに。

 だからデビュー当時から全幅の信頼を置いていたのだけれど、それでも今回はまいった。ここまで高品質なものが出ちゃうとはまいった。うれしくってうれしくって、このところ人に会うたびに同じ言葉を繰り返している。
 「コモンの『Finding Forever』聴いた? すげえヤバいよ!」

 同郷シカゴの重鎮、カニエ・ウェストとの共同体制による2005年作『Be』に次ぐ新作である。で、今回もプロデュースは引き続きカニエ。しかも『Be』より、完成度はさらに高まっている。プロデューサーとしてのカニエが、「コモンと一緒にやりたかったこと」をとことん追求しているという印象だ。

 先行シングル「The People」を耳にした時点でピンときた人も多いと思う。70年代のアメリカン・ハード・ロック・バンド、マウンテンの「Long Red」、そしてギル・スコット・ヘロン「We Almost Lost Detroit」を下敷きにしたトラックも感傷的で説得力抜群。ラッパーとしてのコモンが持つ“渋み”を最大限に活かした楽曲だ。

 けれど、アルバム内部に進んでいくと、さらに視野は広がる。たとえば、メロウなエレピの音色が心地よい「Intro」から、切れ味鋭い「Start The Show」につながるオープニング。コモンのフロウもスムースだし、フックにかぶさるカニエのパートも緊張感をうまく引き出している。かと思えば、ザ・ニュー・ロータリー・コネクション「Love Has Fallen On Me」のピッチを上げてサンプリングした「Driving Me Wild」ではリリー・アレンと共演ですよ。めくるめく楽しさ。

 一方、硬く重たいトラックがとにかくかっこいいウィル・アイ・アム制作曲「I Want You」、カニエのラップもスリリングな「South side」、沈み込むようなビートとスクラッチが決め手の「The Game」と続く中盤も聴きどころですぜ(個人的にはこの3曲が核だと思っている)。

 「U,Black Maybe」は、コモンのジャジーなムードを活かした曲。心に残るやさしい雰囲気がいい。で、同じことはディアンジェロ参加の「So Far To Go」にもいえるかな。故DILLAによるファットなトラックとディアンジェロの相性は抜群で、そこにコモンのラップが重なるとさらなる深みを感じさせる。

 ジョージ・デューク「Someday」のボーカル・パートをそのままサンプルした「Break My Heart」も、彼とコモンが共演しているようなバーチャル感を備えたトラック。名曲「Don't Let Me Be Misunderstood」ニーナ・シモン・バージョンを使った「Misunderstood」とともに、強力プッシュしておきたい。

 でね、ビックリしたのが「Forever Begins」です。なんとサンプリング・ソースに、ポール・サイモン「50 Ways To leave Your Lover」を用いてるんですねー。こういう使い方もあったか、という感じ。そしてラスト(注:ボーナス・トラック)では、ソウルクエリアンズの一員としても知られるR&Bシーンの良心、ビラルが久々に登場。シルキーで表情豊かなボーカル・ワークは相変わらず素晴らしく、的確に韻を踏んで進むコモンをうまく引っぱっているぞ。

 ヒップホップの基本をしっかり押さえながらもバラエティに富んでいて、ハードコア層からポップ・リスナーまでを納得させられるだけのポテンシャルがアルバム全編に網羅されている。だから、何度聴いても聴き飽きない。まだ彼の音楽を聴いたことがない人は、ぜひチェックした方がいいっすよ。断言するけど、現時点ですでにクラシック決定の重要作ですから。
(Text/印南敦史)

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Selected Discography

 

 [ジャケット画像]

『Be』

2005 Release

ダウンロード価格
アルバム ¥1,500(税込)
トラック 各¥150(税込)

基本に立ち戻り、自分にできることをじっくり突き詰めていった感のある6作目。同郷シカゴのプロデューサー、カニエ・ウェストとの共同体制により、ソウルフルで説得力に満ちたサウンドを構築している。元来持ち合わせていたジャジーなムードも健在なので、ヒップホップに慣れない人でもすんなり聴けるはず。

おすすめトラック

The Corner試聴
Faithful試聴
They Say試聴

 [ジャケット画像]

『Electric Circus』

2002 Release

ダウンロード価格
アルバム ¥1,500(税込)
トラック 各¥200(税込)

エリカ・バドゥ、ジル・スコット、ビラルらを筆頭にCee-Lo、メアリー・J・ブライジ、果てはステレオラブのラティシア・サディエールまでを招いて作られた5作目。という特性からも想像できるとおり、ヒップホップの領域を意識的に超えた作品。前作までには存在しなかった、新たな世界観をアピール。

おすすめトラック

Between Me, You & Liberation試聴
Heaven Somewhere試聴
I Am Music試聴
 
 

 [ジャケット画像]

『Like Water For Chocolate』

2000 Release

ダウンロード価格
アルバム ¥1,050(税込)
トラック 各¥150(税込)

故jay Deeを筆頭とするソウルクエリアンズのプロダクション・ワークが、コモンの的なフロウイングをがっちりとバックアップする4作目。ボビー・コールドウェルをサンプリング・ソースに用いた「Light」が秀逸。「6th Sense」でのDJ・プレミア(ギャング・スター)の重厚なビート感も見逃せない。

おすすめトラック

Heat試聴
The Light試聴
The 6th Sense試聴

 [ジャケット画像]

Various Artists
『Dave Chappelle's Block Party』

2006 Release

ダウンロード価格
アルバム ¥1,500(税込)
トラック 各¥150(税込)

スタンダップコメディアンとして有名なデイヴ・シャペル主催で、ブルックリンの特設ステージでゲリラ的に開催されたコンサート(2004年9月)のドキュメンタリー映画。このサントラ盤には、コモンは勿論、ザ・ルーツ、カニエ・ウェスト、エリカ・バドゥ、モス・デフ、タリブ・クウェリなど凄い面子を収録。

おすすめトラック

The Light/ Common試聴
Boom/ The Roots試聴
Universal Magnetic/ Moss Deff試聴
 
 

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コモンが好きならこれもおすすめ

 

 [ジャケット画像]

Kanye West
『Late Registration』

2005 Release

ダウンロード価格
アルバム ¥1,050(税込)
トラック 各¥150(税込)

いまやコモンのクリエイティヴ・パートナーとしても欠かせない存在となったカニエのセカンド。前作の延長線上にありながらも、よりじっくり、とことんまで作り込んだ印象があって聴きごたえ充分。Jay-Z、ブランディ、アダム・レヴィーン(マルーン5)らゲストも超豪華だが、そうでありながら自己世界を全面に押し出すことに成功している。

おすすめトラック

My Way Home featuring Common試聴
Heard 'Em Say featuring Adam Levine試聴
Diamonds From Sierra Leone (Remix) featuring Jay-Z試聴

 [ジャケット画像]

Gang Starr
『Step In the Arena』

1998 Release

ダウンロード価格
アルバム ¥1,500
トラック 各¥150(税込)

“ジャズ・ラップ”というカテゴリー内で認知され、その後シーンを代表するグループへと成長したギャング・スターのセカンド。硬く太いDJプレミアのビート、そしてグールーのド渋ラップの相性が抜群。 コモン「The Game」にピンときた人なら、タイトル曲を筆頭とするクラシックスの数々にも感じるものがきっとある。

おすすめトラック

Step In the Arena試聴
Check the Technique試聴
Execution Of A Chump (No More Mr. Nice Guy)試聴
 
 

 [ジャケット画像]

Main Source
『Breaking Atoms』

2005 Release

ダウンロード価格
アルバム ¥1,500(税込)
トラック 各¥150(税込)

ラージ・プロフェッサー、K・カット、サー・スクラッチの3人が生んだヒップホップ・クラシック。コモン「I Want You」のビートが好きな人は、名曲「Looking At The Front Door」をきっと気に入るはず。もうひとつの名曲「Just Hangin Out」、そしてデビュー前のナスやアキネリが参加した「Live At The Barbeque」も必聴。

おすすめトラック

Looking At The Front Door試聴
Just Hangin Out試聴
Live At The Barbeque試聴

 [ジャケット画像]

Gil Scott-Heron
『Pieces Of A Man』

1971 Release

ダウンロード価格
アルバム ¥1,500
トラック 各¥150(税込)

「The People」にも「We Almost Lost Detroit」がサンプルされているヘロンは、ソウルとジャズを横断した活動が広範な層から支持されるアーティスト。詩人としてのバックグラウンドを持ち合わせているだけに表現世界は深く広大で、コモンはあたかも、ラップ表現によってその志を引き継いだかにも見える。

おすすめトラック

Revolution Will Not Be Televised試聴
Save the Children試聴
Home Is Where the Hatred Is試聴
 
 

 [ジャケット画像]

Bilal
『1st Born Second』

2001 Release

ダウンロード価格
アルバム ¥1,500(税込)
トラック 各¥150(税込)

コモン「Play Your Cards Right」(注:ボーナス・トラック)でヴォーカルを聴かせているのがビラル。これはソウルクエリアンズの一員でもある彼が、2001年にリリースした幻のファースト・アルバム。時の流れを意識させない誠実なサウンド・プロダクションと、スムースかつ表情豊かな歌の力が全体を通してがっちりとかみ合った優秀作だ。

おすすめトラック

Reminisce試聴
All That I Am試聴
Second Child試聴

 [ジャケット画像]

D'Angelo
『VooDoo』

2000 Release

ダウンロード価格
アルバム ¥1,500
トラック 各¥150(税込)

ニュー・クラシック・ソウルの旗手として大成功を経たディアンジェロが、4年の歳月を経て送り出したセカンド。前作以上にアフリカン・ルーツを突き詰めた印象があり、結果として他の追随を許さないオリジナリティを生み出している。「Devil's Pie」などを引き合いに出すまでもなく、恐ろしいほどの完成度の高さだ。

おすすめトラック

Devil's Pie試聴
Feel Like Makin' Love試聴
Africa試聴
 
 

 [ジャケット画像]

Nina Simone
『The Best Of Nina Simone』

1969 Release

ダウンロード価格
アルバム ¥1,500(税込)
トラック 各¥150(税込)

確かな音楽教育を受け、ジャズ、ブルース、ポップスまでを横断した幅広い音楽性を身につけたニーナ・シモンの全貌がわかるベスト・アルバム。コモン「Misunderstood」には、彼女が歌った「Don’t Let Me Be Misunderstood」がサンプルされている。そちらで興味を持ったなら、こちらもぜひ聴いてみよう。

おすすめトラック

Don't Let Me Be Misunderstood試聴
I Put a Spell on You試聴
I Loves You, Porgy試聴

 [ジャケット画像]

Paul Simon
『Still Crazy After All These Years』

2004 Release

ダウンロード価格
アルバム ¥1,500
トラック 各¥150(税込)

カニエ・プロデュースの「Forever Begins」にサンプリングされているのは、ポール・サイモンが生んだこの傑作から生まれた名曲「50 Ways To Leave Your Lover」。この機会に聴いてみれば、カニエがいかにプロデューサーとして優れた存在であるかがはっきりとわかることだろう。原曲を活かしながら、さらなる高みへ登り詰めているという意味で。

おすすめトラック

Still Crazy After All These Years試聴
My Little Town試聴
50 Ways to Leave Your Lover試聴
 
 

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