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    「MUSIC TREE(ミュージック・トゥリー)」は、温かい気持ちを持っているアーティストの活動を応援するために「株式会社USEN(代表:宇野康秀)」と、森を守り育てるエコ活動を行っている「more trees (代表:坂本龍一)」とのコラボレーションによって誕生した、チャリティープロジェクトです。アーティストのみなさんは自分で作った楽曲を配信することで、リスナーのみなさんはその楽曲をダウンロードすることで、チャリティーに参加することができます。

 

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クールに響くトランペットとアンニュイなボーカル 孤高の人生を貫いた永遠の美学
Selected Discography 編集盤 その他重要作
1. That Old Feeling  >>試聴
2. It's Always You  >>試聴
3. Like Someone In Love   >>試聴
4. My Ideal  >>試聴
5. I've Never Been In Love Before  >>試聴
6. My Buddy  >>試聴
7. But Not For Me  >>試聴
8. Time After Time  >>試聴
9. I Get Along Without You Very Well  
>>試聴
10. My Funny Valentine  >>試聴
11. There Will Never Be Another You  >>試聴
12. The Thrill Is Gone  >>試聴
13. I Fall In Love Too Easily  >>試聴
14. Look For The Silver Living  >>試聴
“魅惑のユニセックス・ヴォイス”という謳い文句は、中性的なチェット・ベイカーのボーカルを言い当てている。この淡白で力が抜けたようなボーカルに一度はまってしまうと、繰り返し聞く度に、この上ないリラクゼーションの世界に連れて行ってくれる。あるいは、耳もとを舐め回すようなボーカルに、まるで口説かれているような気持ちになるかもしれない。
メロディーを崩さないシンプルでストレートな歌い方。気楽に聴けて、味わい深い。ベスト・セラーになるのも頷ける。有名なジャズ・スタンダード「Like Someone In Love」「My Funny Valentine」をはじめ、映画やミュージカルで使われた名曲が並ぶ。
バックを務めるのは、ラス・フリーマンを中心とするカルテットで、54年2月と56年7月の録音。
Links
チェット・ベイカー・レーベルサイト http://www.toshiba-emi.co.jp/jazz/artists/c-baker/index_j.htm
アーティスト詳細 http://www.ongen.net/search_detail_artist/artist_id/at0000003436/
ジャズのベスト・セラーといえば、デイヴ・ブルーベックの「テイク・ファイブ」やアート・ブレイキーの「モーニン」、ヘレン・メリルの「ユード・ビー・ソー・ナイス・トゥ・カム・ホーム・トゥ」などが日本のCMでも流れてお馴染みだが、忘れてならないのが「マイ・ファニー・バレンタイン」。ポップス歌手もこぞって録音している人気曲であるが、ジャズとなるとマイルス・デイヴィスやビル・エヴァンス&ジム・ホールの名演と並び、チェット・ベイカーのアンニュイなボーカルが思い浮かぶ。

チェット・ベイカーの伝記映画『レッツ・ゲット・ロスト』が完成したのは1988年だが、その公開を待たずして、同年5月12日、ツアー先のオランダで死去。ホテルの窓からの転落死とされているが、麻薬中毒に苦しんだ不世出のトランペッターの寂しい最後だった。
チェット・ベイカーは1929年のオクラホマ州生まれ。52年にチャーリー・パーカーに認められるものの、チェットが注目を浴びるのは、ウェスト・コースト・ジャズを代表するジェリー・マリガン・カルテットに参加してから。このピアノレスのカルテットによる、マリガンのバリトン・サックスとチェットのリリカルなトランペットの絶妙なコントラストは、白人ジャズのクールで抒情的な側面を浮かび上がらせた。
チェットがジェリー・マリガンの許から独立して組んだのが、ラス・フリーマン(p)とのワン・ホーン・カルテットだ。この明快なピアニストに対し、感情豊かな表現で応え、内省的な殻を打ち破ったスウィンギーな演奏が聴ける。チェットの最高の演奏が聴けるのは、このラス・フリーマンと一緒の時期という声も高い。

ここで、レコード会社“パシフィック・ジャズ”が大衆受けを狙ってリリースしたのが、『チェット・ベイカー・シングス』だ。この中性的で軽いタッチのボーカルは、どこか物憂げで母性本能をくすぐるのか、日本でも若い女性にも圧倒的な支持を受け、永遠のベストセラーとなっている。続くボーカル・アルバム『シングス&プレイズ』も人気盤だ。リリカルな輝きを持つトランペットの音色と、退廃的ともいえる香りを放つボーカル、この背反する表現がチェットの音楽に独特の陰影を付けていた。

58年に“リバーサイド”に移籍。この頃から麻薬で問題を起こし、ヨーロッパに活動拠点を移すが、逮捕や国外追放などに遭い、65年には暴行を受けたことも重なりどん底に堕ちる。長い活動中止の末、カムバックを果たしたのは73年だった。CTIで復帰作『枯葉』を出した後、ほとんど海外で活躍することになったチェットは厖大な数のアルバムを残し、86年、87年には来日公演も行っている。

破滅型人生の見本みたいな人だが、チェットには人生を自分の好きなように生きた“したたかさ”がある。ジェームズ・ディーンに似ているといわれた若い頃の面影など何一つないほど、皺だらけの顔になっても、そのナイーブな感性は、揺るぎない美意識に支えられている。その音楽は、心の中で口ずさんでいるメロディーが、トランペットを通して“言葉”として紡ぎ出されているようだ。(Text/遠藤哲夫)
Selected Discography
パシフィック・ジャズのレコード第1号(10インチ盤)である『ジェリー・マリガン・カルテット』他からLP化。「Bernie's Tune」の対位的な絡み、「Swing House」や「Freeway」での速いパッセージの応酬に聴けるクール&ホットな疾走感が素晴らしい!バラード「Darn That Dream」や、歌なし「My Funny Valentine」にも注目。
  おすすめトラック  
Bernie's Tune  >>試聴
My Funny Valentine  >>試聴
Swing House  >>試聴
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チェットの初リーダー・セッションを含む本作は、『クール・ベイカーVol.1〜2』として発売されたこともあり、クールでブリリアントなチェットの代表作。ラス・フリーマン(p)との相性は抜群だ。この時期チェットはダウンビート誌やメトロノーム誌の読者人気投票で1位となり、マイルスを凌ぐ人気を誇っていた。
  おすすめトラック  
Isn't It Romantic  >>試聴
All The Things You Are  >>試聴
Happy Little Sunbeam  >>試聴
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ハード・バップの波が押しよせたLA。チェットはフィル・アーソ(ts)と両フロントで、後にジャズ・メッセンジャーズに行くボビー・ティモンズ(p)等を揃え、勢いのあるハード・ジャズを聴かせている。パーカッションを生かした「To Mickey's Memory」が面白い。G・マリガン作の「Revelation」も忘れ難い。
  おすすめトラック  
To Mickey's Memory  >>試聴
Jumpin' Off A Clef  >>試聴
Worryin' The Life Out Of Me  >>試聴
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謎の裸の美女ジャケでお馴染みだった、原題『プレイボーイズ』と同じアルバム。アート・ペッパーの名演で知られる。フィル・アーソ(ts)、カール・パーキンス(p)等をバックに、チェットの熱気溢れるソロも聴きものだが、「For Minors Only」でのペッパーのマイナー節(哀愁)に酔うべし。
  おすすめトラック  
For Minors Only  >>試聴
Picture Of Heath  >>試聴
Tynan Time  >>試聴
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再びラス・フリーマンと組んだ名盤。シェリー・マン(ds)とリロイ・ヴィネガー(b)の最強のリズムをバックに、チェットは熱いプレイを聴かせる。ミュートを付けたソロが強烈な「The Love Nest」とフル・スピードの「Hugo Hurwhey」は息も付かせぬほどスリリングさ。物憂げなバラード「Summer Sketch」も美しい。
  おすすめトラック  
The Love Nest  >>試聴
Lush Life  >>試聴
Hugo Hurwhey  >>試聴
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57年に出た『Pretty/Groovy』は、『チェット・ベイカー・シングス』の歌の部分をテナー・サックス(ビル・パーキンス)に置き換えたテイクを収録していたが、本作はそこからの5曲に、56年の『…&Crew』セッションの未発表曲7曲を加えた発掘もの。「My Funny Valentine」はテナーしか聴こえないという事態に…。
  おすすめトラック  
Taboo  >>試聴
I Can't Get Started  >>試聴
Down  >>試聴
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編集盤
53年〜56年にかけてパシフィック・ジャズに残した録音のコンピレーションであるが、歌もの2枚から9曲(おすすめトラックの3曲は『Sings&Plays』から)とインスト5曲の構成。さすがにロマンティックな名曲ばかりを集めている。特にインストの「Moon Love」「I'm Glad There Is You」のバラードには痺れます。
  おすすめトラック  
Let's Get Lost  >>試聴
Someone To Watch Over Me  >>試聴
This Is Always  >>試聴
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こちらもパシフィック・ジャズ時代のコンピレーション盤で、歌もの5曲のうち3曲は57年録音(95年の『Embraceable You』で発掘)のギター入りの演奏。バラード・オンリーなので恋人との時間のBGMには最適か。「Come Rain〜」「There's A Lulu In My Life」のとろけるようなボーカルの魅力には抗しがたい。
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Come Rain Or Come Shine  >>試聴
My Old Flame  >>試聴
Embraceable You  >>試聴
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その他重要作
ベイカー在籍時のマリガン・カルテットに、当時スタン・ケントン楽団にいたリー・コニッツ(ts)が加わったもの。「ヘイグ」でのライブ録音(1〜6曲目)のコニッツが素晴らしい。「Too Marvelous For Words」や「All The Things You Are」といったアップ・テンポでのソロは天才的!ベイカーはちょっと影が薄いか・・・。
  おすすめトラック  
Too Marvelous For Words  >>試聴
I'll Remember April  >>試聴
All The Things You Are  >>試聴
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4年ぶりの顔合わせとなったマリガン&ベイカー。2人のインタープレイはお互いに楽しむ余裕を残しながらも、研ぎ澄まされたもの。ヘンリー・グライムス(b)、デイヴ・ベイリー(ds)の黒人リズムに乗ってのグルーヴィーな演奏だ。コール・ポーターやガーシュイン、リチャード・ロジャースのスタンダードを満喫。
  おすすめトラック  
My Heart Belongs To Daddy  >>試聴
Stardust  >>試聴
I Got Rhythm  >>試聴
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Gerry Mulligan Quartet  『The Best Of The Gerry Mulligan Quartet With Chet Baker』1952(53) 『The Chet Baker Quartet With Russ Freeman』1953 『Chet Baker And Crew』 1956 Chet Baker & Art Pepper  『Picture Of Heath』 1956 『Russ Freeman & Chet Baker』1956 『Young Chet』1996 『My Funny Valentine』1994 『Songs For Lovers』 1997 Lee Konitz  『Konitz Meets Mulligan』  1953 Gerry Mulligan  『Reunion』  1957
JASRAC
JASRAC許諾番号
9005801003Y
30005900580
1003Y30007
JASRAC
JRC許諾番号:X000140A02L
JRC許諾番号:X000140A03L
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