再びラス・フリーマンと組んだ名盤。シェリー・マン(ds)とリロイ・ヴィネガー(b)の最強のリズムをバックに、チェットは熱いプレイを聴かせる。ミュートを付けたソロが強烈な「The Love Nest」とフル・スピードの「Hugo Hurwhey」は息も付かせぬほどスリリングさ。物憂げなバラード「Summer Sketch」も美しい。
53年〜56年にかけてパシフィック・ジャズに残した録音のコンピレーションであるが、歌もの2枚から9曲(おすすめトラックの3曲は『Sings&Plays』から)とインスト5曲の構成。さすがにロマンティックな名曲ばかりを集めている。特にインストの「Moon Love」「I'm Glad There Is You」のバラードには痺れます。
こちらもパシフィック・ジャズ時代のコンピレーション盤で、歌もの5曲のうち3曲は57年録音(95年の『Embraceable You』で発掘)のギター入りの演奏。バラード・オンリーなので恋人との時間のBGMには最適か。「Come Rain〜」「There's A Lulu In My Life」のとろけるようなボーカルの魅力には抗しがたい。
ベイカー在籍時のマリガン・カルテットに、当時スタン・ケントン楽団にいたリー・コニッツ(ts)が加わったもの。「ヘイグ」でのライブ録音(1〜6曲目)のコニッツが素晴らしい。「Too Marvelous For Words」や「All The Things You Are」といったアップ・テンポでのソロは天才的!ベイカーはちょっと影が薄いか・・・。