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洋楽TOP > アーティストインデックス > アーティスト特集 > ベントファブリック
ジャズ・ピアノ meets ビッグ・ビート  「ジュークボックス」が大ヒット中!! キラー・チューン満載のパーティー・アルバム  これが噂のベント・ファブリック!
81歳のジャズ・ピアニストが作り上げた、極彩色のダンス・ミュージック

1924年といえば関東大震災の翌年であり、年号でいえば大正13年にあたる。日中戦争も第二次世界大戦よりも前のそんな時代に生まれた人が、81歳になった2006年にダンス・ミュージックをクリエイトしているとしたら…… なんだかそれだけで、わくわくしてくるような話だ。
「そんなこと、あるわけないじゃん」
そう思う人は、ベント・ファブリックの『ジュークボックス』を聴いてみてほしい。信じられなくて当然だが、でも紛れもない(そして素敵な)真実が、このアルバムには記録されているからだ。

デンマークのメトロノーム・レコードの社長であり、1962年にはシングル「アレイ・キャット」でUSチャートのトップ10圏内にまで上った81歳のジャズ・ピアニスト。そんな彼が、自身のピアノを軸に7人のゲスト・ヴォーカリストをフィーチャーして作り上げたアルバムである。

アメリカでは携帯電話のCMソングとして大ヒットしたという「ジュークボックス」に明らかなとおり、全曲すべてが20代の若者による作品だと聞いてもまったく疑問を感じさせない極上のダンス・ミュージックに仕上がっている。

キープ・オン・ライジング」や「シェイク」、「リラックス・ボーイ」、「ブリッジズ」などのきらめくようなダンス・ミュージックは、一度聴いたらなかなか忘れられないフック満載。
冒頭のピアノ・フレーズがスタイル・カウンシルを思い出させる「エヴリタイム」は、ザ・フレイムスの楽曲をブルー・アイド・ソウル風味にリメイクした唯一のカヴァー。
イット・フィールズ・ライク・ラヴ」は、ミニマルなビート感が心地よいフィルター・ハウス・トラック。
ジャスト・ビー・ゼア・フォー・ミー」は、女性ヴォーカルをフィーチャーしたセンチメンタルな構成。
ハヴ・ア・ブレイク」や「バム・ブギー」は、懐かしさを感じさせるピアノがビートと融合した、夢のようなインストゥルメンタル・ダンス・ミュージック。
女性ヴォーカルが乗った「ハヴント・ユー・ノティスト」は、マット・ビアンコ・ファンなら絶対に気に入るおしゃれな楽曲。

と、書き続ければいくらでも書けそうだが、どうあれ極彩色のキャンディのような、スウィートでキャッチーな魅力がこのアルバムにはあふれている。
そして、年齢が人間を限界に向かわせるのではなく、意欲さえあれば年齢の壁なんか簡単に乗り越えられるのだということを、このアルバムは立証している。
(text:Steve Johnston a.k.a.Propmaster Sweet)
Bent Fabric ベント・ファブリック
Album  『JUKEBOX』  ジュークボックス  ジャケ写  2006/02/15 Release
Album  『JUKEBOX』  ジュークボックス  ジャケ写  2006/02/15 Release
01. Jukebox (vocals:Allan Vecenfeldt)>>試聴
ジュークボックス
02. Everytime (vocals:Peter Frodin)>>試聴
エヴリタイム
03. Keep On Rising (vocals:Allan Vecenfeldt)>>試聴
キープ・オン・ライジング
04. It Feels Like Love (vocals:Martin Brycmann)>>試聴
イット・フィールズ・ライク・ラヴ
05. Shake (vocals:Allan Vecenfeldt)>>試聴
シェイク
06. Just Be There For Me (vocals:Nellie Ettison)>>試聴
ジャスト・ビー・ゼア・フォー・ミー
07. Pusterummet>>試聴
ハヴ・ア・ブレイク
08. Haven't You Noticed (vocals:Liv Lykke)>>試聴
ハヴント・ユー・ノティスト
09. Relax Boy (vocals:Nellie Ettison)>>試聴
リラックス・ボーイ
10. Bam Boogie>>試聴
バム・ブギー
11. Bridges (vocals)>>試聴
ブリッジズ
12. Shake - remix>>試聴
シェイク(スパニッシュ・フライ・ラジオ・エディット)
13. Jukebox-Spanish Fly Radio Remix>>試聴
ジュークボックス(スパニッシュ・フライ・ラジオ・リミックス)
ベント・ファブリック・スペシャルサイト(ユニバーサルインターナショナル)http://www.universal-music.co.jp/u-pop/artist/bent_fabric/index.html
アーティスト詳細 /search_detail_artist/artist_id/at0000011033/
デンマーク関連アルバム
AQUA   『Aquarius』 2000 Infernal   『MUZAIK』2001
ベント・ファブリックのアルバム『ジューボックス』の中の「ジャスト・ビー・ゼア・フォー・ミー」を作曲しているソレン・ラステッド。彼は、日本でも「生茶」CMのタイアップなどで大ヒットとなった「カートゥーン・ヒーローズ」を歌ったアクアのメンバー!弾けるようにキャッチーなあの曲、今聴いても心躍るナンバー。アクアもデンマークを代表するグループだったんですね。 『ジュークボックス』収録曲の中で、大ヒット中の「ジュークボックス」をはじめ、「エヴリタイム」「キープ・オン・ライジング」「シェイク」などでプロデュースを担当しているインファーナル(Infarnal)。昨年「From London To Paris」というスマッシュ・ヒットを放ったデンマークのダンス・ユニットである。『ダンスマニア』などにも収録されているので、その筋では結構有名か?
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Cartoon Heroes >>試聴
Around The World >>試聴
Bumble Bees >>試聴
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Take Me With You
Secret World
Far Away
*アルバム単位のみでの販売となります。
詳細はこちら 詳細はこちら
こんなのもおすすめ
Ben Folds Five   『Ben Folds Five』1995 Kid Creole And The Coconuts  『Tropical Gangsters』
ピアノ、ベース、ドラムというギター・レスの編成ながら、メロディアスでロックンロールなサウンドを聴かせたベン・フォールズ・ファイヴ。ジェリー・リー・ルイスのようにトリッキーなプレイも見せるベンは、ビリー・ジョエルやエルトン・ジョンとも違ったユニークな音楽を作り上げた。何処かベント・ファブリックと共通する匂いも感じられる。キムタク主演の『ロングヴァケーション』でも使われていた。 ベント・ファブリックに関するレビューの中で、よく目にする名前がエルボウ・ボーンズ&ラケッティアーズ。都会の夜をクールに彩る、ノスタルジックでスウィンギーな音楽性が魅力だった。キッド・クレオールの弟分バンドとしても知られる。そこで本家のオーガスト・ダーネル=キッド・クレオールだが、エキゾチックでハリウッドっぽくて、カリビアンで、というお洒落バンド。ベントにもこんな曲あった…。
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Matt Bianco   『Samba In Your Casa』 Swing Out Sister   『It's Better To Travel』 1987
ベント・ファブリックには、80年代ニュー・ウェイヴのファンカラティーナの薫りもちょっとある。ファンカラティーナの名バンド、ブルー・ロンド・ア・ラ・タークから生まれたのがマット・ビアンコ。バーシアが参加していたことでも有名だ。彼等のジャジーなクラブ・テイストはベントに近いものがある。最近は、CMで流れたドゥービー・ブラザースのカバー曲「What A Fool Believes」が話題となった。 ハイセンスでラウンジ・フレイバーもあるサウンドで人気があった男女ユニット、スィング・アウト・シスター。ブルーアイド・ソウルと呼ぶには、あまりにお洒落で心地よい。彼等の代表曲といえば「Breakout」だが、その前のアルバム『Kaleidoscope World』収録の「You On My Mind」も名曲。当時はスノッブに感じたアレンジも、ジミー・ウェッブ絡みとなれば許す。ピチカートのお手本でしょうか?
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