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洋楽TOP > アーティストインデックス > アーティスト特集 > アニタ・ベイカー
Anita Baker アニタ・ベイカー クワイエット・ストームの女王! “グラミー8冠”シンガーのアニタ・ベイカー。 ブルーノート移籍第2弾アルバムは、彼女初のクリスマス・アルバム!Selected DiscographyR&B/ソウル・クリスマス・アルバム
Alubum 『クリスマス・ファンタジー』 2005/11/09 Release ダウンロード価格:アルバム\850(税込) シングル各\150(税込)
『クリスマス・ファンタジー』
01.フロスティズ・ラグ
  Frosty's Rag(Fosty The Snowman)  >>試聴
02.クリスマス・タイム・イズ・ヒア
  Christmas Time Is Here  >>試聴
03.クリスマスはわが家で
  I'll Be Home For Chrismas  >>試聴
04.クリスマス・ファンタジー
  Christmas Fantasy  >>試聴
05.ゴッド・レスト・イェ・メリー・ジェントルメン
  God Rest Ye Merry, Gentlemen  >>試聴
06.ムーンライト・スレイライド
  Moonlight Sleighride  >>試聴
07.神の御子は今宵しも
  O Come, All Ye Faithful  >>試聴
08.ファミリー・オブ・マン
  Family Of Man  >>試聴
09.マイ・フェイヴァリット・シングス
  My Favorite Things  >>試聴
Links
アニタ・ベイカー・オフィシャルサイト(レーベル)
アーティスト詳細ページ
極上のヴォーカリスト、アニタ・ベイカーがクリスマス・アルバムを発表
 情熱を落ち着きと気品で包み込んだようなヴォーカル-----デトロイトの良質なグループ、チャプター・8での活動実績を軸に、アニタ・ ベイカーは1983年のソロ・デビュー・アルバム『The Songstress』で自己世界を早くも完結させた。その証拠に「ノー・モア・ティアーズ」「ドゥ・ユー・ビリーヴ・ミー」「エンジェル」など当時のシングルを改めて耳にしてみれば、それらが近作にまったく劣らないと気づくだろう。

 彼女は1986年のセカンド『ラプチュアー』から「スウィート・ラヴ」を筆頭に「ウォッチ・ユア・ステップ」「コート・アップ・イン・ザ・ラプチュアー」「セイム・オールド・ラヴ」「ノー・ワン・イン・ザ・ワールド」とスマッシュ・ヒットを連発し、世界的に成功した。そして1988年の『ギヴィング・ユー・ザ・ベスト』からカットされたタイトル曲は最大のヒットとなった。「ジャスト・ビコーズ」「リード・ミー・イントゥ・ラヴ」も続いてヒットし、この時点で評価は不動のものになったのだ。そして1990年の『コンポジション』からも、「トーク・トゥ・ミー」「ソウル・インスピレイション」「フェアリー・テイルズ」がヒット。以後の彼女は『リズム・オブ・ライフ』を機に寡作となり、昨年復活するまで10年間も沈黙を通したが、それは「もう闇雲に動き続けなくてもいい」という余裕に裏づけられたものなのかもしれない。1983年から、あるいはチャプター・8が結成された1973年から脈々と受け継いできた核心は、それほどに普遍的なのだ。

 そんな彼女がこの冬、クリスマス・アルバム『クリスマス・ファンタジー』をリリースした。彼女らしい、ソフィスティケイトの極みというべき作品。クリスマス・アルバムというフォーマットは彼女の世界観を映し出すのに最適なだけに、これまでリリースされなかったことが不思議なくらいだ。

 「フロスティズ・ラヴ」、パティ・オースティンらのレパートリーでもある「クリスマス・タイム・イズ・ヒア」、ビング・クロスビーからアル・グリーンまでが歌い継いできた「クリスマスはわが家で」など、スタンダード・ナンバーの解釈がさすがだ。同じくビング・クロスビーやペリー・コモ、さらにテイク・6も取り上げている「ゴッド・レスト・イェ・メリー・ジェントルマン」や「髪の御子は今宵しも」と、トラディショナル曲もすばらしい。
 さらには「クリスマス・ファンタジー」「ムーンライト・スレイ・ライド」「ファミリー・オブ・マイ・マン」と、アニタとプロデューサーのバリー・イーストモンドが書き下したオリジナル曲も、未来のスタンダードと呼ぶにふさわしい仕上がり。

 そして本作のもうひとつの注目点がバック・メンバーだ。ギターにラリー・カールトン、フィル・アップチャーチ、キーボードにジョー・サンプルジョージ・デューク、バリー・イーストモンド、ベースにネイザン・イースト等々、世界的なトップ・ミュージシャンがクリスマス・ムードを最上級に盛り上げているのである。演奏に耳を傾けてみても聴きごたえ充分というわけで、心豊かなオフタイムの演出にはうってつけ。クリスマスまでの十数日間、彼女のヴォーカルをさりげなく流しておいてはいかがだろうか。
(Text/Steve Johnston a.k.a.Propmaster Sweet)
Selected Discography
Album 『The Songstress』 1983 ReleaseAlbum 『Rapture』 1986 Release
チャプター8に76年から83年まで在籍、メンバーのマイケル・J・パウエルはグループを続けながら、アニタのプロデューサーとしても活躍する。このソロ・デビュー作('91年にエレクトラよりリイシューされた)で、アニタのスムースな歌唱の魅力はすでに開花しているが、スロー・ナンバーに混じり「Squeeze Me」や「Do You Believe Me」といったファンク・タッチの曲が聴けるのも嬉しい。
500万枚以上を売り上げたアニタの代表アルバムであり、第29回グラミー賞の最優秀R&B女性ボーカルと最優秀R&B楽曲の2部門を受賞。ジャジーなサウンドにアーバン・ソウルの洗練さを融合した、ゴージャスでいながらクールな質感はクワイエット・ストームのブームをリードした。「Sweet Love」の大ヒットに続き、「Caught Up In The Rapture」の生音主体のバックに乗るスモーキーなシルキー・ボイスが堪らない。
Album 『Giving You the Best That I Got』 1988 ReleaseAlbum 『Compositions』 1990 Release
シングル「Giving You The Best That I Got」とアルバムの両方で2年連続のグラミー賞に輝いた本作。サラ・ヴォーンに影響を受けたというジャジーなボーカルが全面に出た「Good Enough」から、メロウなアーバン・ソウルの名曲「Lead Me Into Love」「Just Because」まで、官能的ともいえる艶のあるボーカルが素晴らしいが、そのシルキーな味わいが格別な「Giving You The Best〜」は必聴のナンバー。
このアルバムもグラミー賞の最優秀R&B女性ボーカルに輝く絶頂期の1枚。夜のとばりの中でムーディーに聴くのにぴったりの作品といえる。プロデューサーも同じマイケル・J・パウエルで同傾向の作品が続いていることは確かだが、次作『Rhythm of Love』でマイケルを外すことでアルバムの統一感が失われたことを考えると、『ラプチャー』からのクワイエット・ストーム3部作として重宝なアルバムである。
R&B/ソウル・クリスマス・アルバム
Aaron Neville 『Christmas Prayer』 2005 ReleaseBebe & Cece Winans 『First Christmas』 1993 Release
永遠のヴェルヴェット・ボイス、アーロン・ネヴィルが歌うクリスマス・アルバムは、一家に一枚の必需品である。ヨーデルのようにコロコロとこぶしの回る極甘のファルセットは、ニューオーリンズ出身のネヴィル・ブラザースの中でも一際、スピリチュアルなオーラを放っていた。「The First Noel」や「Ave Maria」の敬虔さは昇天ものだが、ファンキーなドゥーワップ・アレンジの「White Christmas」もグッド!
ゴスペル界の名門ファミリー、ワイナンス家の兄妹デュオ。よりブラック・コンテンポラリーに近いスイートなサウンドは、ゴスペル出身だけに自然と溢れ出る神聖さと、アーバン・ソウルのお洒落感のバランスも取れ、恋人たちのBGMには最適!ため息が出るような「White Christmas」「The First Noel」の他、往年のソウル・ヒッツ「Ooh Child」のカヴァーも意外だが、必聴の1曲。
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The Whispers 『Happy Holidays to You』 1979 ReleaseTake 6 『He Is Christmas』 1991 Release
ボーカル・グループとして長いキャリアを持つウィスパーズ。スイート・ソウル・ファンの琴線に触れる名盤も数多く残しているが、80年の「And The Beat Goes On」で大ブレイク!その人気絶頂期に出されたこのクリスマス・アルバムは、オリジナル曲「Happy Holidays To You」も含めて評価が高く、「The Christmas Song」はメロウの極致。『Christmas Moments』というもう1枚のクリスマス・アルバムもあり。
黒人アカペラ・コーラス・グループを代表するテイク6。人間技とは思えない程の超絶ハーモニーを駆使する彼らのクリスマス・アルバム。元々、聖歌隊のようなクワイアーに近い雰囲気もあったので、クリスマスにぴったりなのは言うまでもない。肉声が空間を埋め尽くす圧倒的迫力を「O Come All Ye Faithful」「Hark!The Herald Angels Sing」でどうぞ。ゴスペラーズが好きな貴方は要チェック!
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Bobby Womack 『Traditions』 1999 ReleaseAlexander O'Neal 『My Gift To You』 1988 Release
唾がとんできそうな迫力満点のシャウトを聴かせるボビー・ウーマックには、クリスマス・アルバムなんていうヤワな企画は似合わないと思っていたが、聴いてビックリ!上手い人は何をやっても上手い。ゴスペル・ルーツを強烈に感じさせる「Joy To The World」や「O Holy Night」は感動的だ。「Silent Night」も独特のコブシで歌い上げる。子供達とはしゃぐ(チップマンクス声)「Jingle Bells」も楽しい。
プリンス・ファミリーのファンク・バンド、ザ・タイムの前身バンドでボーカルを取っていたのがアレクサンダー・オニールで、ジャム&ルイスのプロデュースで80年代ブラコンのトップ・シンガーに。ダンディな歌いっぷりだが、お洒落系のヘナヘナした感じは全くない極太なもの。当然、このクリスマス・アルバムも甘さに流れるのではなく、素晴らしくエモーショナル!「Remember Why (It's Christmas)」 が最高。
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