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探偵・明智小五郎は、宝石商の岩瀬に娘・早苗の誘拐予告の事件で雇われる。早苗と親しい緑川夫人(実は怪盗・黒蜥蜴)は、明智に賭けを申し出る。もし早苗が誘拐されたら、明智には探偵をやめてもらう。そしてもし明智が賊を捕らえたら、自分の宝石をすべて差し出すと…。探偵と怪盗、両者による奇妙な賭けが成立する。
緑川夫人が早苗を自室に誘い、緑川の手下・雨宮が早苗を薬で気絶させ、大きなトランクに押し込む。その間に、緑川夫人は早苗に変装する。そんな時、今夜2時に早苗をさらうという電報が届く。岩瀬は早苗ならベッドで寝ていると一笑にふすが、ベッドには人形の首が。早苗はさらわれた後だった。一同は明智を責めるが、そこへ一本の電話が…。明智が事前にホテルの周りを警備させ、早苗を保護したのである。賊を逃がしたとあって、岩瀬は残念がるが、明智は緑川夫人こそ真犯人だと言う。緑川夫人が戸惑いを見せたとき、早苗が戻ってくる。絶体絶命の黒蜥蜴だが、拳銃を掲げて去る。夜の東京。黒蜥蜴を追う人々。そんな中、明智は、不思議な胸のときめきを覚えずにはいられなかった。明智と黒蜥蜴の戦いは…。男の名探偵、女の怪盗、二人が迎える結末とは…。
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