奥山みなこはバックボーンに1970年代〜80年代の良質な洋楽ポップスを持つシンガー・ソングライター。
90年代後半より古内東子のツアー・メンバーに参加、その後にReggae Disco Rockersのボーカル、藤原ヒロシプロデュース曲へのフィーチャーなど多方面で活躍し、'04年よりソロ活動をスタートさせた。
豊かな音楽性を持つポップスに囲まれていた事で育まれたメロディ・センス、そして圧倒的と言える歌唱力で、聴く者をぐいぐいと惹き付ける。いわゆる○○系という分類など不要、歌声に“強さ”を持つ、類い稀なシンガー・ソングライターだ。
2004年4月に発表したミニ・アルバム『MUCH LOVE』から約1年、満を持して発表された奥山みなこ初のフル・アルバム『ONE by ONE』。
『MUCH LOVE』では全編ベーシックな編成によるシンプルなアレンジ構成で彼女の世界を展開しましたが、今回は楽曲ごとに様々なアレンジを施し、バンド編成での生演奏あり、プログラミングを駆使したいわゆる“打ち込み”もあり、また、本人によるピアノ弾き語りのみの楽曲ありと、より表現力豊かに彼女の“うた”を表現しています。
しかし、どれをとっても“シンガー・ソングライター奥山みなこの世界”が寸分のブレも無く現れているところが彼女の強さであり、このアルバムの本当の聴きどころでしょう。