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昨年夏の“a-nation'05”でも圧倒的な支持を集めたTRFが、実に6年という歳月を経て遂に活動を再開させる。2006年1月、シングル「Where to begin」のリリースだ。

遡ること今から約10数年ほど前、旧態依然としていた日本の音楽界は、彼らの登場によって全く新しいステージへと突入した。ユーロビートとJ-POPの融合を掲げた彼らのグルーブは、音楽というカテゴリーの枠に留まることなく、90年代を象徴する現象と呼んでも過言ないものであった。彼らのサウンドは街中の至るところでパワープレイされ、いつなんどきも若者たちの耳に流れていたし、若者であることを提示するアイデンティティとなっていたのだ。

「Where to begin」には、あの時と同じような紛れもない存在感が在る。気が付くともう完全に心がとらわれてしまっていることが分かるだろう。驚くべきスピードで乱反射されるビートの心地よさに加えて、ひときわエネルギッシュな光を放つYU-KIのハイトーンなボーカル。この王道スタイルばりばりを貫いたダンス・チューンは、「歌って踊って盛り上がる」ということを純粋に突き詰める、彼らの存在意義を体現したレイブ的な初期衝動を存分に満たしたものとなっている。そして、カップリングには趣向を一変して、元Do As Infinityのボーカリスト伴都美子を迎えての、名作「TRUTH'94」を好カバー。オルゴールの奏でを聴いているような柔らかいコーラスワークは圧巻で、彼らのレンジの広さを改めて感じさせられる仕上がりとなっている。

リスタートをきった彼らは、今作のリリースに引き続き、オリジナルアルバムのリリース、全国ツアーと精力的に活動を展開させる。そのきっかけともなる「Where to begin」は、彼らの音楽を待ち望んでいたリスナーにとって、また彼ら自身にとって、その健在ぶりを誇示する王政復古の大号令といえるだろう。
彼らの刻むビートは、かつてのように、時代と共に若者たちの心に深く刻まれていくはずだ。 (Text/藤村実)
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01. Where to begin >>試聴
02. TRUTH'94 -meets Tomiko Van- >>試聴
03. Where to begin -Back Track- ※

| ※印の楽曲は現在OnGenでは取り扱っておりません。 |
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| 06/04(日) 大阪 Zepp Osaka |
| 06/11(日) 宮城 Zepp Sendai |
| 06/16(金) 福岡 Zepp Fukuoka |
| 06/18(日) 北海道 Zepp Sapporo |
| 06/24(土) 愛知 Zepp Nagoya |
| 06/30(金) 東京 Zepp Tokyo |

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