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2006/07/12 Release ダウンロード価格 各\200(税込)
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そこから聴こえる切なさと愛おしさに思わず、胸が高鳴る。一度耳にすれば多くの人がそう感じることだろう、素晴らしい新曲がスピッツから届いた。1年3ヶ月ぶりのニュー・シングル「魔法のコトバ」である。今年の3月に初のコンプリート・シングル・コレクション『CYCLE HIT 1991-1997 Spitz Complete Single Collection』&『CYCLE HIT 1997-2005 Spitz Complete Single Collection』をリリースし、数々の名曲に包まれたそのキャリアを総括したスピッツ。この「魔法のコトバ」は、31枚目のシングルにして、スピッツの4人がこれから歩んでいく新章の幕開けを飾る曲でもある。
柔らかな音色のストリングスに導かれながら刻まれる味わい深いバンド・サウンド。キャッチーでどこか郷愁を誘うメロディを歌う草野マサムネの艶やかなボーカル。世界で一番愛おしい人に語りかけるように綴られる歌詞。それらが一体となり生まれたこの「魔法のコトバ」は、スピッツでなければ絶対に鳴らせない“音楽の力”に満ち溢れているのだ。
そして、「魔法のコトバ」は人気漫画を映画化した話題の作品『ハチミツとクローバー』の主題歌になっていることも忘れてはいけない。主人公5人全員が誰かに片想いをしている、その設定だけでなんだかとてもドキドキしてしまう『ハチミツとクローバー』のストーリー。この映画のために書き下ろされたという「魔法のコトバ」がスクリーンを切なく、そして鮮やかに彩ることだろう。
カップリングの「シャララ」は、軽やかなギターのストロークとトリッキーで力強いリズム隊の音が独特な“スピッツ・グルーヴ”を生んでいて、ロック・バンドとしての魅力を存分に感じさせてくれる。こちらも要注目。
共同プロデュサーには、スピッツの盟友にして椎名林檎率いる東京事変のベーシストであり、数々のアーティストを手掛ける“凄腕”プロデュサーとしても名を馳せている亀田誠治を迎えており、まさに盤石のシングルである。
デビュー15周年を迎え、さらに豊潤な光を放って鳴らされるスピッツの音楽世界。そう、僕らはこれからもその世界をこよなく愛する住人であり続けるのだ。
text/三宅正一(fixed)