![]() 2001年夏から翌年初頭、田島貴男(オリジナル・ラヴ)、チバユウスケ(thee michelle gun elephant〜ROSSO)、奥田民生をフィーチャーした“ウタモノ三部作”。ワイルド、ダーティ、そして哀愁…と男の世界を描き上げ、後に映像作品化した全ボーカル参加の横浜アリーナ・ライブも大きな話題を集めた。 そして“ウタモノ”の時は再び。昨年12月の永積タカシ(ohana/ハナレグミ/SUPER BUTTER DOG)参加「追憶のライラック」で遂に三部作が再スタート!それから2ヵ月、ウタモノ史上・初の女性ボーカル、CHARAを迎え、この「サファイアの星」のリリースとなった。 …CHARAがハジける!? 曲のアタマ、どの楽器よりも先に彼女の歌が来る。その瞬間、こう思うはず。昨年夏の配信限定トラック「光の庭」で見せたゆるやかで美しい世界とは違う、パーンと突き抜ける歌が…と。しかし、予想どおりに進めては、歴戦の男たちの名が廃る。オルガンの音も心地よく、ミディアム・グルーブの展開へ。“あなた”に向けて、CHARAは勇気を贈るメッセージを歌う。彼女による詞?と思ったが、旧(?)三部作も手がけた谷中敦(バリトンサックス)によるものという。幾度と出る「終わらない旅」なんてフレーズが伝える、希望、夢…歌とビートに乗って、ポジティブなパワーが、だんだん心に満ちてくるのが分かる。 “だんだん”というのが、この曲の大きなポイントだと思う。とかく勢いが注目を集めるスカパラ、ずっと“オモチャ”みたいな存在だったCHARA。しかし、デビュー後のキャリアは共に15年前後を数える。大人の余裕…なんて言葉も、チープでしょうか?真剣な遊び方を知っている同士のコラボレート、さすがなのだ。 クライマックスは…もちろん、やってくる。そこは…みずから聴いて、確かめて頂かなければ!驚くくらいストレートな言葉、イノセントなボーカル、ハートウォームなサウンド…3つが重なり、新しい色が生まれたみたいで…ほんとうに「胸にきます」。せっかくだから、ラストについて感想を。フェイドアウトだろうな、と思ったオルガン。ちゃんと弾き切り幕を閉じたとこに、ふたたび大人を感じたのだった。意地が悪い?いや、いちばんのお楽しみは、秘密にしておかないと…。 ただいま続行中のツアー、ウタモノ第三弾、久々の野音ワンマン…と、解禁済みの情報だけでも質・量ともバッチリ。しかし、これだけで終わる訳はナシ。どこまでも、スカパラの旅は終わることはない、続いてゆく!(Text/hr) |















