2008年02月13日
RATM再結成ライヴ
9日(土)、RAGE AGAINST THE MACHINEの再結成ライヴin幕張メッセ初日を観てきました。
会場到着前、京葉線の車内から臨戦態勢の乗客が多く、海浜幕張駅に到着すると、そこはもう、まさにRATM祭り状態。別にマキシマム ザ ホルモン時みたいに全員がバンドTシャツでそろえてる訳じゃないし、メタラーやパンクロッカーみたいに分かりやすい格好でもないのだが、ほとんどが20代後半から30代後半までという世代の枠が明確で、確実に「RATMを観に来たぞ!!」的なオーラを放つ人ばかりだ。決してテンションが高過ぎる訳でもなければ、のんびりしてる訳でもなく、みんな一様に高い期待感を持ちつつ、同時にどこか落ち着いた雰囲気も放つ。その何とも表現しにくい独特な一体感は、これまで自分が経験してきたどのライヴとも異なり、すごく不思議な気分になった。その点は会場に入ってからも同じ。ライヴの開演を待つ間も、徐々に熱気を高めつつ、あくまで落ち着いた大人な雰囲気が充満。やっぱり10年という時間でみんな大きく変わったのだろう。もし自分がまだ10代だったらどう感じてたかは分からないが、フジロック97の時に多く見られたエネルギーに満ち溢れたオーディエンスは少なく、当時感じた“ヤバさ”も一切感じない。素っ気なく聞こえるかも知れないが、その感覚のまま、バンド登場後もしばらくは冷静に遠めからパフォーマンスを見入っていた。ただ、やっぱり血のざわつきには逆らえない。“Bombtrack”のイントロが聴こえた瞬間、フロア前方へと突き進み、モッシュピットの盛り上がりを観戦。ライヴ詳細は3月末発売のGrindHouse Magazine Vol.47に掲載予定なので割愛させていただくが、一部が大暴れするのではなく、すべての人が自由に体を動かす、とても理想的な光景がそこにはあった。
10年前に感じた初期衝動とは異なる自分の感覚に若干違和感を覚えつつも、彼らがステージ上で放っていた高いテンションは10年前とまったく変わっていなかったことには大満足。気づけば10年前との比較的観戦感覚になってしまったものの、同時に今だからこそ感じられる感動もあり、改めて彼らのすごさを痛感させられるライヴだった。
上谷義秀
2008年02月13日 19:35
