2006年09月25日
ちょいとひと段落…そしてCURSIVE
9月30日発売予定のGrindHouse magazine最新号Vol.38の制作が先週やっと終了。8年ぶりの再来日を飾ったDEFTONESが表紙、今週新作『THE OPEN DOOR』を発売するEVANESCENCEが裏表紙だ。毎号毎号きちんと制作準備期間を設けてるつもりで、どういうアプローチでアーティストを記事掲載しようかと細部にこだわってるものの、やはり制作中はドタバタの連続で、余裕、ゆとりなんて皆無なまま制作終了、そして発売を迎える。ただ、毎号そう自負してるけど、今号もまた、我々スタッフ一同、外部の協力者たちによる渾身の1冊だ。ぜひ、店頭で手にとってほしい。GHmならではの観点による、“ラウドロック、ヘヴィロック、メタル、ミクスチャーロック、パンクロック、エモ、スクリーモ、ロックの今現在”が凝縮されてるから。
そのGHm最新号の締め切りの、まさに只中の9月15日(金)に、CURSIVEとTHE VELVET TEENの東京公演がクアトロで行われた。CURSIVEはここ日本じゃ考えられないくらい本国アメリカのインディー界じゃ絶大な影響力を誇る。この手の音楽が好きな人なら、間違いなくその9割以上の人たちが愛聴してると言っても過言じゃないほど。今から2、3年前、“Take Action!Tour”のサンディエゴ公演で初めてライヴを観たとき(まだチェロ奏者のグレタ在籍時)、観客のバンドへのリスペクトが歓声やクラウドサーフィンなどに明確に表れ、肌にピリピリ来る“熱さ”を感じ、“彼らの本国でのスゴさ”というものを思い知らされた。それが忘れられず、前回の来日だった下北沢SHELTER公演を観にいった。場内は身動き1つ取れないくらい満パン状態で、しかもCURSIVEが本当に好きという人しか来てないという理想の空間だった。その中心人物が、この写真のティム・ケイシャー(vo,g)。

人間的にも、アーティスト的にも興味深い人なうえ、SIMON & GARFUKELという60年代のUSポップスの最強デュオから影響を受けてるという、自分との根っこの部分での共通点もあり、今回も取材した。そこでわかったんだけど、ティム、敬虔なカトリックの家庭で生まれ育ってるんだそうな。また1つ興味深いことを発見した。
BGM:OST/『KT』
‘73年に東京のホテルで起きた当時の韓国大統領候補、金大中拉致事件を題材にした、日韓合作フィクション映画(2002年劇場公開)のサントラ。佐藤浩市主演で、彼のシュールな演技が光り、ストーリーも面白く、DVDで何度も観た個人的フェイバリット作で、バックで流れる音楽も実にマッチしてる。全音楽担当は、あの布袋寅奏さん。先日某レコード会社にいったとき、偶然布袋さんに出くわした。顔見知りでもなんでもないから気軽に声をかけるなんてことは出来なかったけど、一言「『KT』のサントラ、最高っスね」と言いたかったな(笑)。
有島博志
2006年09月25日 13:08
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コメント
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こちらこそ、はじめまして。サンディエゴよりようこそ!! 母娘揃ってロックのライヴ観戦...最高ですね。自分もはるか昔、母親に連れられてロックのライヴを観にいった経験が何度もあります。kaoriさんがCURSIVEを観られたとき、実は自分はロサンゼルスにいました。彼ら、eastern youthとともにハリウッド、ポモナ、サンディエゴと近郊都市を小まめに回ってて、かなり観たかったんですけど、残念ながら別の仕事と全公演重なってて泣く泣く諦めました。アメリカでのCURSIVEのライヴは独特で強烈な雰囲気がありますよね。あの雰囲気を再び体感したかったんですけど...正直悔やんでます。『HAPPY HOLLOW』では御指摘のとおりのことが歌われてますね。ティムって文学青年っぽいところもあれば、それとは真逆のアグレッシヴでシュールなところもある。ホントに興味深い人なんですけど、ごくごく近い関係者にそう言うと、「イヤ、その前に単なる大酒飲みでもある」という答が返ってきます。これもまた、彼の人間としての一面ですね(笑)。今後も母娘でロックのライヴ観戦を続けてくださいね。
投稿者 有島博志 : 2006年11月02日 01:01
初めまして,サンディエゴからこんにちは。14歳の娘といっしょに10月27日にCursiveを見て来ました。もう、ティムは最高!Happy Hollowリリース後だけあり、みんな新曲を楽しみにしていて、会場(House of Blues)は熱気に包まれっ放し。娘は、サドル・クリークのアーティストが大好きなハイスクールの仲間たちと最前列で大合唱していたらしい。私は大人のバーのフロアで堪能していました。ちなみにイースタンユースが前座で登場して、ハーフの娘は「結婚して〜!」と日本語で叫んだそうです。それはさておき、ティムは敬虔なカトリック教徒としての教育を受けたからこそ、今回のアルバムで徹底的に、宗教の欺瞞性、人間のもろさに鋭くメスを入れられるのでしょう。?めば?むほど味わい深いこの男、目が離せません。
投稿者 kaori : 2006年10月30日 15:46
