■2006年03月08日
2月27日(月)/270206
於 EASTCOTE Studios W10地区
PPGシンセ!!
10数年ぶりでも不思議と使い方は覚えてるものだ
僕がこのドイツ製のPPG2.3を買ったのは
今から21〜22年前の ここLondon
John J Stanleyのレコーディングで
2ヶ月のLondon長期滞在だった
当時、このPPG2.3は日本で買うと250万円
それがSyco(現在もLondonで業界御用達ショップ)
ショールームでドイツ人スタッフが来てPPG説明会をやる、と
スタジオのスタッフからききつけ
でかけたのだが、まず値段にグラっときた
展示会価格で80〜120万円(Optionにより)だと言う
今でこそ機材類は日本のほうが安いが
(UK製品でさえ日本のが安いんだから)
当時は内外価格差の激しい時代だった
おなじ飯倉で、歩いて3分の場所に住んでいて
そのころ僕のマネージメントをしていたロビー和田に
「ちょっとウチ寄ってさ、10,000ドル持ってきてよ」と伝えると
ジーンズの尻ポケに札束まるめて入れてLondonにやってきた
PPGのバカでかいジュラルミン・ケースを見てロビーさんは
「サギス、おまえコレどうやって持って帰るんだよ?」と笑った
あ、そうか・・・と我にかえったが
まったく悩まない性格なので
帰国するまで、どーするかなんて僕は考えなかった
Singapore Airのカウンターで
65〜70Kgはあろうかというジュラルミンを見た職員が
「超過料金はしっかり頂きますよ」と念をおす
ロビーさんが「サギス、涼しい顔してろ、涼しい顔」と
不自然なカオで(笑)僕に目くばせする
すると、すこし離れた場所に置いた超重量ジュラルミンを
ロビーさんは、薄笑いの涼しげな顔で
いかにも軽そうに持ち上げた(本当は死ぬほど重い)
そして、なんと早歩きで(念には念を入れた演技)
カウンターまで軽々と持ってきた(マジ強力に重いのに)
さらにホントに「ひょいっと」ハカリに乗せた(筋肉つりそうに重いのに)
まさしく迫真の演技! ホントに軽そうに見えるぜ(笑)
そのあとの演技が、さらにアカデミー賞なみ
ふと見ると、さらに、なんと、ロビーさんが
ハカリとジュラルミンの間に足をはさんでる!
で、表示は18〜21Kg!!
「あ”〜サギス、腕と足ちぎれそうだぜ」
それからずっとPPGは僕にとって思い出ぶかい楽器となった
2006年03月08日 18:08
■トラックバック
トラックバック一覧
■コメント
コメント一覧
The Ark was discovered, did not mean to be reached, Deerslayer standing in its feelings, manners, haste in his wisdom tells her.
投稿者 vacation rentals yuma az : 2007年02月02日 23:07
Old Smudge alone remained, more than the habits of strangers are concerned, I never knew a ship-master driven aloft by his cheerful answer that he would not know whether I ought to be unable to speak, and their sobs, and then I took charge of Mrs.
投稿者 free afro dating : 2007年02月02日 18:36
鷺巣さん、
最近のビンテージ紹介シリーズおもしろすぎます。
PPGっていっても、ソフトシンセでしか音を知らない人ばかりなんでしょうね。
PPGにつなぐバカ高かったサンプラーも見てみたいですが、お持ちなのでしょうか?
投稿者 某エンジニア : 2006年03月09日 07:21
25年以上もの長きにわたり第一線で活躍し続け、驚異的なキャリアを誇る、作曲家、編曲家、音楽プロデューサー。
80年代初頭のアイドル歌謡曲時代から、インストゥルメンタル・アーティスト、近年のシンガー・アーティストに至るまで広範囲にわたり何百何千もの楽曲、アーティストを手掛け、くわえて、映画、TVなど、あらゆる映像音楽(サウンド・トラック)分野でも活躍、あわせて膨大な数の大ヒットを、絶えず世に送り出している。
90年代よりヨーロッパでも活動、パリでのクラブ経営、英仏アーティストの楽曲も手掛ける。また日本人として初めて韓国映画の音楽監督もつとめた。
近年の代表作はMISIA、平井堅、CHEMISTRY、エリーシャ・ラヴァーン、SMAP、「新世紀エヴァンゲリオン」「MUSA」「CASSHERN」など。
自身のアーティスト活動も”SHIRO'S SONGBOOK”シリーズとして継続中、最新CDが2005年8月avexより発売される。
R&B専門誌への長期連載、USENサイトへのコラム、ブログなどの執筆活動も盛ん。現在ロンドン、パリ、東京の3ヶ所に在住。