2007年12月13日
グールドと友達になれるか考えてみました
午前中、ある会社の社長にインタビューしてきました。
人間としてのあり方に芯を感じることができたので、お話を聞いていてなかなか爽快だったな。
社長だからどうということではなく、自分らしくある人には強く共感できます。

帰宅途中の電車のなかで、↑これを読んでいました。
フランスの精神分析学者が書いた、グレン・グールド論。
ずいぶん前に買って放置してあったものにど、ようやく手をつけたという感じです。
でね、これがおもしろい。

その昔、上掲「ゴールドベルク変奏曲」の1981年版を聴いたときには、グールドってパンクなんだなと感じました。
が、
むしろリミキサー、もっといえばプロデューサーですね。
しかも(タイプは違えど)、じゃがたらの故・江戸アケミのように「どうしてそこまで?」というほど極限まで自分を追いつめていくような。
まだ完読していませんが、現時点ではそんな印象を抱いております。
で、いまは「ゴールドベルク変奏曲」の、今年の春に出た「再創造(スゲー名前)」版を聴いています。

グールドのデビュー作といえば、1955年の「ゴールドベルク変奏曲」。

えーと、これをデータ化してですね、それによってグランド・ピアノを演奏させてデジタル・レコーディングさせた……と、書いてるだけで頭がこんがらがってくるような作品です。
が、やっぱり聴きくらべてみると全然違いますね。
広がりがあって、ピアノを弾いてるグールドから話しかけられそうな感じとでもいうか。
あまりにも自分がありすぎる人だから、話しかけられたとしても友達になれるかどうかはわかりませんが。
でも、僕なりに大切なピアニストではあります。
2007年12月13日 14:52