2007年11月04日
僕がヒップホップに求めるものは、ここにありますよ
いまやヒップホップも一大ビジネスであります。
JAY-Zだって50CENTだって、売れる理由はわかります。評価はするし、どうこういう気もない。
が、実際のところ僕がこの音楽に求めるもののすべては、↓この曲のなかに凝縮されているといっても過言ではありません。
これが、僕にとってのヒップホップなんです。
1984年に“Beats And Rhymes”と“Roxanne Roxanne”で当てて、この年にアルバム『UTFO』をリリースしたUTFO。
MCはヴィデオ左からカンゴール・キッド、ドクター・アイス、そしてエデュケイテッド・ラッパーの3人。これに黒子スタイルがかっこいいDJのミックスマスターアイスを加えた4人組だ。
ちなみにグループ名は“Untouchable Force”の略ですよ。
とにかくさー、このルックスがめちゃめちゃダサかっこいいじゃないですか。
わざとらしいキメのポーズとかも、めちゃめちゃシビレ節じゃないですか。
ヴィデオ・クリップの大げさでバカっぽい展開も、ちょっと素敵すぎませんか?

ちなみにこれがファースト・アルバム。1億回聴いた。
3MCsがそれぞれ異なったキャラクターを持っていて、スキルも抜群だから文句なしに楽しめるわけです。
ミックスマスター・アイスのスクラッチも、当時としては衝撃的だったし、つまりはヒップホップの楽しさが凝縮されていたわけです。
詰まるところ僕にとってのヒップホップは銃でも殺人でもドラッグ・ディーリングでもなく、究極のエンタテインメントなんですよね。
だから、彼らの音にはいまでも興奮できるってわけ。
ドクターアイスが89年にソロ・アルバムをリリースし、90年に解散しております。
なお、そのときのアイスのアルバムのタイトルは『マイク・ストーカー』でした。
ほらね、こういう大げさっぷりがいいわけですよ。
2007年11月04日 09:34